スポンサーリンク

【AEW】「俺に台本プロモは向いてなかった」MVPが WWE時代の「強い違和感」を語る

インタビュー

WWEでは、ライターたちが書いた台本をもとにWWEスーパースターたちがプロモを披露することが珍しくありません。発言の自由を与えられるには、クリエイティブ・チームからの信頼を勝ち取る必要があります。

この方針の中で活躍していくことに適応できる選手がいる一方で、「息苦しさ」を感じる選手もいます。長年にわたってWWEで活躍してきたMVPもその1人です。

現在はAEWでユニット「ハート・シンジケート」のメンバーとして活躍する彼は、最新のインタビューで「台本プロモの難しさ」を語りました。若手の頃に受け取った台本に、「強烈な違和感」があった…という経験が苦手意識を植え付けたようです。

デビューしたての頃だった。MVPが契約にサインする記者会見のシーンで、俺に渡された台本を読んだんだ。そこにはこう書いてあった……。「俺のこのイカした服、見てくれよ」はぁ?

俺はこんなこと絶対言わねぇと思って、ダスティ・ローデスに見せたんだ。「これ、何なんすか?」ってな。そしたらダスティが言ったんだ。「おいおい、これはひどいな。誰が書いたか知らんが、お前はお前らしくやれ」ってな。

 

「これ書いたの誰だ?」って聞いたら、コネチカットのWWE本社にいる誰かで、その日は現場にすら来てなかった。そこで気づいたんだよ。「こいつら、俺のことは書けねぇな」ってな。

 

プロモの概要をくれるのはいい。どういう展開にしたいかを教えてくれれば、自分でやれる。でも、二度とあんなもん渡すなって思ったよ。

WWEスーパスターとライターの相性もあるでしょうが、こういう経験をした選手は少なくないでしょう。そうした状況でどう振る舞い、クリエイティブ・チームと付き合っていくのか。そこに個性が現れます。

(Fightful)

あわせて読みたい

【AEW】MVPとシェルトン・ベンジャミンが"黒人チャンピオン"の意義と現状を語る。「見上げた先に、自分と同じ顔があることが意味を持つ」
AEWで強い存在感を示す黒人ユニット、ハート・シンジケート。WWEから移籍してきたMVP、ボビー・ラシュリー、そしてシェルトン・ベンジャミンの3人は、AEWでもしっかりと結果を残し...
【WWE】「支援してる子どもたちも武器として使えるのがジョン・シナの凄いところ」トミー・ドリーマーがシナのヒールターンと「現代のヒート」を語る
世界中で大きな話題になっているジョン・シナのヒールターン。そのパフォーマンスには称賛の声が集まっており、レッスルマニア41でのコーディ・ローデス戦に向けてさらに大きな盛り上がりを見...

ランキング参加中。

人気ブログランキング

にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました