2024年春から謎の欠場が続き、その不満を爆発させていたリッキー・スタークス。2025年、彼はWWEへ移籍し、NXTで「リッキー・セインツ」のリングネームで活躍中です。
彼は、AEWでの最後の出番からNXTでのデビューマッチまで約11ヶ月も大舞台での試合から遠ざかっていました。AEWでの欠場の理由は不明な点が多いものの、「ベテランレスラーの妨害があった」「彼がクリエイティブ・プランに従わなかったことが原因」など、様々な意見があります。

最新のインタビューで、彼はAEWでの出番のない日々を振り返り、その葛藤を語りました。気が狂いそうなほどの状況に追い込まれていたこと、2025年2月にDEFYでKENTAと対戦した時のファンからの歓声に涙を流したこと…。彼がWWEへたどり着くまでの道のりは壮絶なものでした。
本当に、気が狂いそうだったよ。俺にとっての充足感は「何かを創る」ことにある。それを外に出すことで初めて満たされる。でもそれができないと、自分のシステムが止まってしまうんだ。やりたいことができない状況は、2021年に首の骨折で欠場していた頃と同じだったな。
DEFYでは、本当に泣いたよ。観客の反応に心を動かされた。彼らは、その瞬間が俺にとってどれだけ意味のあるものだったかを知らなかったと思う。
WWEでチャンスを与えられ、ボールを持たせてもらいたい。それがAEWで叶わなかった俺の願いだった。WWEの最高峰のタイトルを狙っているよ。WWE王座だ。でも、その途中でインターコンチネンタル王座を手にできたら最高だね。
AEWでの挫折を経て、さらに強くなったリッキー・セインツ。先日はNXT北米王座を獲得し、勢いに乗っています。今後もWWEのみならず世界中のプロレスファンを興奮させるパフォーマンスを披露し続けるでしょう。
(Fightful)
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