インフレが続くアメリカ。WWEのチケットも高騰を続けており、先日開催されたレッスルマニア41でもチケット代は凄まじい金額になっていました。
レッスルマニアの歴史上、最大の動員と収益を記録したレッスルマニア41。しかし、2日間通し券の価格は1000ドル(約14万円)を超え、アリーナの最前列は5万ドル(約715万円)を超えるなど、チケット価格の高騰が深刻化しています。
広いアメリカでは、ショーを見に行くための交通費や宿泊費を負担するファンも少なくありません。それらを含めると、今回のレッスルマニア41にかかる費用は一般ファンには手の届かない水準になり、「レッスルマニアは、もはや庶民のイベントではない」との声も広まっています。
そんな中、レッスルマニア41でジョー・ヘンドリーと対戦したランディ・オートンが開催地ラスベガスでファンと対面した際の動画がSNSで話題になっています。ファンの1人が「スタンドの席に3万ドル(約430万円)払った」と語ると、オートンは驚きを隠さず、次のようにコメントしました。
正直、恥ずかしいよ。席にそんな金をかけるなんて、マジで馬鹿げてるな。
“It’s embarrassing to be honest, so much money for a seat”
Even Randy Orton was surprised at how high the prices were for tickets for Wrestlemania 😳
pic.twitter.com/RmLcWGrf1r— Wrestling Pics & Clips (@WrestleClips) April 22, 2025
とあるRedditユーザーは、「2024年4月にはSmackDownの席を92ドルで買えたが、2025年7月開催予定のRAWで全く同じ席を買おうとしたら251ドルだった。高すぎて買えないよ」と投稿しています。驚異的なレベルでチケットの金額が上がっていることがわかります。
今後もインフレが続けば、注目度の高いショーはさらにチケット代が上がっていくでしょう。会場でWWEを見るのは大変…そんな時代が来ています。
(POST Wrestling)
あわせて読みたい

