60歳で逝去したサブゥー。ECWやWWEをはじめ、世界中の様々な団体のリングで破天荒な試合を披露した彼は、誰からもリスペクトされるレジェンドでした。
キャリアの全盛期は90年代のECWでの活動でしたが、彼は1991年から日本へ頻繁に参戦。初期は叔父のザ・シークと共にFMWに参加。後に新日本プロレスや全日本プロレスなどにも長期参戦しました。
どんなリングでも高い人気を誇ったサブゥー。同世代の仲間たちは、誰もが彼に一目置いていました。JBLは、出演したPodcast番組で彼のキャリアを振り返り、いかに「緻密な狂気」でファンを魅了していたかを語りました。
サブゥとロブ・ヴァン・ダムは、この業界を変えた存在だ。90年代前半、2コールド・スコーピオとクリス・ベノワのWCWでの試合を初めて見た時も衝撃だったが、それと同じレベルの驚きがサブゥとRVDにはあった。彼らはとにかく信じられないレベルだったね。
無謀ではなく、緻密な狂気だった。FMWの大仁田戦なんて常軌を逸していたけど、彼のやることにはすべてに意味があった。ただの危険技の連発ではなく、毎週、技の難易度や演出に段階的な進化があった。椅子を使ってロープへ飛び乗る、その椅子を2つにする……すべて計算されていたんだ。
サブゥは最高のキャラクターだったし、観客を引きつける力も抜群だった。叔父のザ・シークは彼に空中技やハードコアを禁じていたが、日本への初遠征の際に「今まで隠れてやってたことを全部やれ」と送り出したという。叔父はすべて理解していたんだ。
おそらく、常軌を逸していた大仁田厚戦は伝説のファイヤーデスマッチ…?
#アメリカからの連絡
サブゥーが亡くなったと
その友人は3日前に会ったばかりだった
シークにサブゥー
お互いファイヤーデスマッチでは
死にそうになり
2年前にアメリカのサイン会場で
一緒になり昔話に花を咲かせた
心からご冥福をお祈りします
親愛なる友へ pic.twitter.com/k1p5km7KAy— 大仁田厚 Atsushi Onita (@onitafire123) May 12, 2025



(Fightful)
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