Royal Rumbleに勝利し、レッスルマニア41でWWE世界ヘビー級王座を獲得したジェイ・ウーソ。サクセスストーリーを実現させた2025年上半期をチャンピオンとして駆け抜けることはできませんでした。
先日放送されたRAWで、彼はグンターを相手に防衛に失敗。グンターは7月のSaturday Night’s Main Eventでゴールドバーグとタイトルマッチを行う予定で、これがゴールドバーグの引退試合になる予定です。また、ジェイにはジミー・ウーソとの再開が計画されているとか。
世界タイトルを獲得したものの、わずか51日間でタイトルを失ったジェイ。ファンの間では、「せっかく人気ベビーフェイスが世界王座を獲得したのに、これで勢いが失われてしまうのでは?」と危惧する声が上がっています。
プロレス界のレジェンド、マット・ハーディーとテディ・ロングは、それぞれ異なる意見を持っています。
まず、マットは自身のPodcast番組で「たとえ短い期間でも、世界王座を獲得した選手が埋もれてしまうことはない」と持論を展開しました。
ジェイが王座を持てたのは素晴らしいことだ。彼自身のスタイルや人気を証明できたし、ファンとの強い結びつきを持つ彼に機会を与えたのは正解だった。
王座をガンターに戻す流れも含めて、全て悪くない。むしろ、これからのジェイやウーソズの新たなタッグストーリーにも期待できる。
メインイベントクラスの実力を証明できたのは大きいし、それができただけで十分価値がある。王座を獲得できた時点で、埋もれてしまうということは絶対にない。王座移動が正しい形で行われれば、今後のガンターの伝説にもつながるしね。
また、ロングも自身のPodcast番組で持論を語りましたが、こちらは早期陥落に反対の立場。ジェイの父リキシが「息子を本物のトップ選手と戦わせないのは不満だ」と語っていたことに言及し、
プロレスの鉄則だけど、「どうやって王座を獲るか」よりも「どうやって失うか」が重要なんだよね。
レッスルマニア41での戴冠までは素晴らしい物語だったが、その後のストーリーが浅く、クリエイティブがジェイに十分なチャンスを与えなかった。どんなに本人が素晴らしくても、ストーリーが弱ければ伝わらない。
と指摘しました。
2人のベテランが異なる意見を述べていますが、あなたはどちらが「的を射ている」と思いますか?


(Wrestling Inc, WrestlingNews.co)
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