先日のRAWでWWE世界ヘビー級王座の防衛に失敗したジェイ・ウーソ。レッスルマニア41でのタイトル獲得から2カ月足らずでのタイトルチェンジはファンを驚かせました。
新チャンピオンになったのは、レッスルマニア41でジェイへのタイトル移動を許してしまった元王者グンター。相変わらずの圧倒的な強さを見せつけ、タイトルを取り戻しました。
ジェイにはジミー・ウーソとの再合流が計画されていると報じられていますが、一方のグンターには大事な仕事があります。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、今回の王座移動を決定したのはチーフ・コンテンツ・オフィサーのHHH。現地7月12日開催のSaturday Night’s Main Eventで、グンターとゴールドバーグのタイトルマッチを行い、これをゴールドバーグの引退試合にする計画なのだそうです。
Saturday Night’s Main EventはAEWのAll Inテキサス大会と同日に開催され、テレビ局NBCで無料放送されます。All Inの話題を削ぐのに、ゴールドバーグというビッグネームの引退をぶつけるのは効果的な対策になりそうです。
…ということで、ジェイがタイトルを失ったのはゴールドバーグの引退試合のため、という可能性が高そうです。2025年内の引退が決まっていたゴールドバーグですが、いつ・誰と引退試合に挑むかは未定でした。7月のSaturday Night’s Main Eventや夏のSmuuerSlamでグンターとの引退試合をする、ということが団体内部で既に決まっていたのであれば、ジェイのタイトルランは元々短期間で終わることが想定されていたのかもしれません。
(Inside The Ropes)
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