フロリダ州オレンジ郡で暴行容疑により逮捕されたルートヴィヒ・カイザー。保釈金1000ドルを支払って保釈されており、今後の展開に注目が集まります。
逮捕が報道されてから1日。さらに続報が次々と報じられています。
逮捕までの経緯
カイザーは、自宅アパートメントのエレベーター内で恋人のアンドレア・バザルテと「制御不能なほどの親密な状態」になり、乗り合わせた被害男性から「マナーを守れ」と注意され、エレベーターの外で暴行を加えました。
この事件が起きたのは現地4月24日。5月19日、メキシコにいたカイザーは、自身に逮捕状が出ていることを知り、急いでフロリダ州オレンジ郡へ戻り刑務所に自首。彼は原告側証人との接触を禁じるという条件付きで、1,000ドルの保釈金を支払い釈放されました。
被害者からの「恋人への差別」説
彼の逮捕に関する情報は基本的に公式情報をもとに報じられていますが、Dirt Sheetからも興味深い報道がありました。カイザーと熱烈なキスをしていた恋人アンドレア・バザルテはメキシコ人ですが、プロレスジャーナリストのラジ・ギリによれば、被害男性はカイザーに対して「あのビッチのことでICE(移民関税執行局)に通報する前に、少しはクソみたいな敬意を払え」と言い放ったのだそうです。
カイザーはこれに激怒し、暴行を加えた…というのが、ギリが提唱する説。これは、以下の逮捕状の内容とは大きく異なります。
被害男性は、カイザーと女性がエレベーター内で「制御不能なほど親密」な振る舞いをしていたと説明している。彼は12階で降りた後、カイザーと女性に「少しはマナーを守ってくれ」と伝えたところ、カイザーから複数回殴られ、地面に押し倒され、さらなる暴力を振るうと脅されたと主張している。
保釈金1000ドルを支払った人物
カイザーは1000ドルの保釈金を支払って保釈されました。裁判記録によれば、これを支払ったのはウォルター・ハーン。つまり、WWEのグンターです。長年の友人で、インペリアムのメンバーとしても共闘。友人の窮地を救うことに躊躇はなかったのではないでしょうか。
エル・グランデ・アメリカーノの今後
カイザーが逮捕された後、AAAはなぜか現地5月22日に開催予定だった二代目エル・グランデ・アメリカーノ関連のイベントの中止を発表しました。現地5月30日には、オリジナル・エル・グランデ・アメリカーノと二代目エル・グランデ・アメリカーノのマスカラ・コントラ・マスカラ・マッチが控えています。
なぜか逮捕の影響を受けそうになったアメリカーノですが、カイザーの弁護士は州外および国外への渡航を継続して許可するよう求める申し立てを提出。フロリダ州はこの申し立てに異議を唱えておらず、彼は引き続き活動を継続し、メキシコでも仕事ができる見込みです。これを受け、AAAは5月22日のイベント復活を発表。マスカラ・コントラ・マスカラ・マッチにも支障はなさそうです。
いろんな情報が報じられていますが、WWE内部で彼に何らかの処分が下されるかどうかは不明で、今後も様々な動きが見られるでしょう。それにしても、カイザーの逮捕がエル・グランデ・アメリカーノに影響するというのは……プロレス界の面白さを物語っていますね。
(Fightful, WrestlingNews.co)
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