約3年ぶりにNXTに復帰、ヒールターンしたフィン・ベイラーがThe Orlando SentinelとTVInsiderのインタビューに応じ、ヒールらしいコメントを残しています。
これまでのキャリアを振り返る
イケメンでナイスガイでムキムキ。フィン・ベイラーに悪い印象を持つのは難しいことかもしれません。しかし、彼はそんな自分自身に飽きてしまったと語っています。
何かを変えなければ、何も変わらない。私は潔白なフィン・ベイラーに飽きたんだ。みんなと楽しく遊ぶのはやめることにした。もう一度、自分のやりたい方法でプロレスをする準備ができているよ。
自分がどこにいたのか、キャリアの目標は何なのかを再評価する必要があった。本当の自分に戻りたかったんだ。山頂に行くには渓谷を通らなければならない。
かつていた環境の中で、自分が何者なのかを見失っていたような気がします。そこから離れたことは、人間としての自分自身の再評価へ再び焦点を合わせることにとても役立ちました。本当の自分に戻るような感じです。私は世界のどこでも、どこのリングでも、どこの駐車場でも、どこのスーパーマーケットでも、世界中のどこの国でもプロレスをします。どこで誰とプロレスをするか、というのは私にとっては重要ではありません。私の試合が始まれば、みんなが見るでしょう。論争を巻き起こしたいと思っているNXTに戻ることはお互いが求めていることだったんです。
NXTについて
中邑真輔がWWEに移籍した2016年、彼とベイラーは久々にリングの上で相対しました。その時、中邑はベイラーのことを「NXTの象徴」と呼んだのです。ベイラーにとって、NXTは特別な場所だと言えるでしょう。再びフルセイル大学のスタジオに戻ることになったベイラーは、NXTについてどう考えているのでしょうか。
私にとって、NXTは地球上で最も純粋なプロレスの形式です。日本で活動していた時、エイドリアン・ネヴィルとボー・ダラスのことを見ていたので、ずっとNXTに加わりたいと考えていました。
私はNXTの一員ではない。私がNXTなんです。フィンがいなくなったら、誰もNXTを見ない。フィンがいれば見る。NXTの中心人物であるジョニー・ガルガノの話をしましょう。彼は人気者ですが、NXT王座の保持日数は57日です。フィン・ベイラーは292日なわけですから、NXTの中心人物がたったの57日というのは問題がありますよね。
(The Orlando Sentinel, TVInsider)