2022年に AEWへ移籍したジェフ・ハーディー。兄マット・ハーディーと共にタッグで活動していましたが、またしても問題を起こしてしまいました。
2022年6月、彼は「飲酒運転で逮捕(3度目)」されました。AEWは彼らにAEW世界タッグ王座を任せる予定でしたが、この逮捕によりお蔵入りとなり、ジェフは「復帰条件として突きつけられた断酒」に取り組むことになりました。
2023年に復帰するも以前のような勢いを得ることはなく、2024年に退団。現在はTNA所属レスラーとして活躍しています。

キャリアを通して、何度も法的な問題を起こしてきたジェフ。兄マットと共に応じたインタビューで、彼はAEW時代への後悔や、トニー・カーン社長からの信頼を得られなかったのは自分のせいだと考えていることを語りました。
AEWで、いったい何が上手くいかなかったのか?それは、俺の個人的な問題だ。法に触れることを繰り返してきた。
正直、やり直す機会を与えられたことは一度もなかったと思ってる。でも、なぜそうしなかったのかも理解できる。信用できない存在なんだ。自分でも「俺は厄介者」って思ってたしね。
逮捕されたのも自業自得だし、罪悪感と恥ずかしさでいっぱいだった。そりゃ自分を責めるよ。結局、公平なチャンスなんて最初からなかったんだと思ってる。それはすべて、自分の責任だ。
この発言を受け、兄マットも心境を吐露。特に、WWE時代のライバルだったコープ(アダム・コープランド/エッジ)&クリスチャンとの再会が実現しなかったことへの悔いを語りました。
確かに、ジェフの素行面も一因だったと思う。ジェフは復帰後、結構頑張って自分を証明したと思うんだ。俺としては、少し様子を見る期間があるとは思ってた。
でも、俺とジェフ、アダム(コープ)、それにジェイ(クリスチャン)が一緒に出たら、かなり強力なセグメントが作れたはずだ。4人の歴史を考えれば、相当な価値があるユニットだ。でも実現しなかった。
トニー・カーンはいい奴だよ。報酬もよかったし、相性も悪くなかった。ただ、彼には彼の好むスタイルがあるんだ。俺たち4人がその中にハマらなかっただけかもしれないね。
ジェフの問題がなく、ハーディーズがAEW世界タッグ王座を獲得する世界線が実現していたら、その先にはエジクリとの再会も待っていたのでしょう。あの飲酒運転と逮捕がプロレス界に与えた影響は決して軽視できるものではありません。


(Fightful)
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