2019年に旗揚げしたAEW。設立メンバーの一人となったハングマン・アダム・ペイジに対し、Bullet ClubやThe Eliteの仲間だったヤング・バックス(マット&ニック・ジャクソン)は特別な思いを抱いています。
ペイジがAEW世界王座を獲得した2度の瞬間、バックスはリングサイドに立っていました。2021年のFull Gear、そして2025年のAll In。彼らの関係は10年近くに及び、2016年にペイジがバレットクラブ入りし、彼らのYouTubeチャンネル・Being the Eliteに登場した時から始まりました。その時点で、バックスは「ペイジは大スターになる」と確信していたといいます。
マット:彼の大きな瞬間の数々に立ち会えたことがどれだけ特別なことか、自分でも強く感じているよ。All Inでは俺たちもメインイベントに携わったけど、そのおかげで彼が勝利する瞬間を見届ける特権を得られた。嬉しすぎて笑顔になっちゃうから、それを隠すために手で口を覆ったよ。本当に誇らしかったね。
彼がThe Eliteのメンバーになった頃、若くてルックスも良かったけど、まだ世に知られていなかった。感銘を受けたのは態度だね。プロレスにおいて、これは非常に重要だ。協力的であれば、誰もが一緒に働きたがる。だが何より彼には全てのツール、本能、才能があった。想像以上に大きな存在になった。
ニック:Being The Eliteでの彼の取り組みを見て「こいつは特別だ」と確信した。ブーツを失くしてどこへ行くにも裸足というネタを何か月もやり続けていたんだ。ファンイベント、空港、裏路地でも裸足だった。クレイジーだが、他の多くの出演者より全力を注いでいた。だからこそ彼は特別だった。
バックスは、「AEWの主人公はペイジだ」と公言し続けてきました。AEWが生み出した最大の生え抜きスターの一人であるペイジは、今後も団体を牽引し続けるでしょう。
(Wrestling Observer)
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