2004年にWWEから退団した後、紆余曲折を経て2007年にMMAファイターとしてデビューしたブロック・レスナー。その歩みの中で、彼はTNAに入団していた可能性がありました。
WWE退団後は新日本プロレスなどでの出番を経て2008年にUFCでデビューマッチに出場。UFC世界ヘビー級王座を獲得するなど確かな結果を残し、2012年にWWEへ復帰しました。
その道中で、彼はWWEのライバル団体だったTNAへの参戦を模索し、当時TNAに在籍していたカート・アングルを頼ったそうです。しかし、当時のTNAには高額年俸のレスラーが多く、首脳陣の許可が下りませんでした。
元TNA社長のスコット・ダモールは、自身のコラム記事の中でこの話を「事実だ」と認めました。
カートは興奮していた。実現すればTNAの歴史を変える大きな契約だったよ。私はオーナーのディクシー・カーターに伝えたが、結局は実現しなかった。
もし2007年にTNAと大型契約していたら、その年にMMAデビューしていただろうか。翌年UFCに参戦して、新規ファンを呼び込む存在になっただろうか。我々にはもう分からない。
(Fightful)
あわせて読みたい

【WWE】ブレット・ハートがHHHへ再び痛烈批判「奴の試合で名勝負なんて一つもない。モントリオールで俺を貶めたクズの一人だ」
ブレット・ハートとHHHは共にWWE殿堂入りを果たしたレジェンド。しかし、ブレットはHHHに批判的な発言が目立ちます。 ブレットは、長年にわたりビンス・マクマホン、HHH、ショーン...

【WWE】レッスルマニア43のサウジアラビア開催で「裏レッスルマニア」はどうなる?現地開催を断念するインディ団体も
2027年、WWEはサウジアラビアでレッスルマニア43を開催します。レッスルマニアの週末といえば、会場都市で同時期に数多くのコンベンションやインディ団体の大会が開催される「レッスル...