長いキャアを通して仲間たちに大きな影響を与えてきたジョン・シナ。WWEの顔としての貢献は計り知れません。
2010年代にWWEでシナと共にトップスターとして活躍したダニエル・ブライアン(現AEWブライアン・ダニエルソン)もまた、シナからの影響を受けた一人です。
最新のインタビューで、彼はシナのレガシーについて、彼自身の人生に与えた影響の大きさに感謝していることを明かしました。
俺にとってはシナから学んだこと、彼が人として俺に与えた大きな影響だ。俺は彼を本当に尊敬している。特に好きなのは、彼が慈善活動をしても評価を求めないところだね。
事前活動の「Make-A-Wish」の依頼を誰よりも多く叶えてきたのに、それを誇示しなかった。ただ子供たちの人生を少しでも良くしようとしていた。俺がシナを思う時、真っ先に浮かぶのはその姿だ。
それに、俺が初めてWWEのPPVメインを務めて上手くいかなかった時、彼は「テレビに出てからファンが君を知るまで半年はかかる。熱心なファンはすぐ理解するが、ライト層には時間が必要だ」と言ってくれた。あれで視点が変わり、自分にもっと寛容になれたよ。
そして、彼は常に会場に一番乗りだった。俺も早く来る方だけど、いつも彼が先にいた。そこでサインやグッズ関連の仕事をしている姿を何度も見た。彼は本当に素晴らしい人間だ。
俺にとってのシナのレガシーは、そういう姿勢だね。
(Fightful)
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