NXTで活躍していたジャズミン・ニックス（27）が契約満了をもってWWEから退団することになりました。WWEは彼女との新契約を望んでいましたが…。
彼女は、Instagramで退団の経緯について説明する中で、「WWEから契約期間3年の新契約オファーがあったけど、年俸が希望額に届かなかったので拒否した」ことを明かしました。また、ファンからの「NXTロースターの年俸は、8万ドル（約1,200万円）から15万ドル（約2,200万円）の間らしいね」というコメントに対して、「私の年俸はそれを下回っている」と返信したことも話題になっています。
Fightfulによれば、退団前のニックスの年俸は7万5千ドル（約1,120万円）で、WWEからの新契約オファーでもこの金額のままだったそうです。確かに、年俸が上がらない新契約オファーを27歳時点で受け、30歳までその金額で働き続けることを受け入れるのは大変かもしれません。
また、FightfulはWWEの年俸事情を詳しく紹介しています。
NXTの選手たちは、契約したばかりの時や、初めて入団した時は、7万5,000ドルよりも大幅に低い年俸になることがある。
しかし、NXTロースターの中には、年収が10万ドル以上に達する者や、メインロースターの最低保証額を上回る額を稼ぐ者もいる。我々が話を聞いた人々によると、メインロースターの基本給は35万ドル（約5,200万円）から始まるという。
また、あるNXT選手は、ニックスは税金などを差し引くと6万ドル（約900万円）を下回る収入しか得ておらず、さらにコスチュームなどの経費を自己負担しなければならなかった可能性が高いと指摘しているそうです。
身体的なダメージの大きな仕事をする上で、何を目標に設定するかは人それぞれです。彼女の場合、今と同じような条件で働き続けるより、新天地に活躍の場を求めて自分の価値を高めようとしているのでしょう。
（Fightful）
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