WWE女子部門の人気選手、チェルシー・グリーン。ユニークな仕事ぶりでWWEユニバースから高い評価を得ています。
ザ・ミズを彷彿とさせる仕事人である彼女は、WWE女子US王座の初代チャンピオンとしても活躍。どんな状況にも柔軟に対応できる、女子部門に欠かせない存在です。
そんな彼女は、クリエイティブ・チームが作成する台本と、自分の感性で動く即興をうまく使い分け、観客を魅了しています。最新のインタビューで、彼女はWWEのクリエイティブ・プロセスや「台本と即興の使い分け」について語りました。
基本的に、クリエイティブの方向性がHHHからクリエイティブチームに渡り、彼らが一週間かけてショーを作るんだ。ショーの見栄え、テーマ、 起承転結、そしてストーリーラインを形にしていく。次に、それが別のライターチームに流れ、彼らが事前収録や台本などを書き上げるんだ。
そして、それが選手たちに渡される。誰に渡されるかにもよるけど、我々は台本を覚えてリングに向かうか、あるいは即興で対応するかのどちらかで仕事に挑むんだ。
どちらを選ぶかは、WWEが君に対してどれだけの信頼と信用を置いているか、そして君がどれだけクリエイティブか、どれだけ即興を好むかにもよるね。
私は即興が大好きだし、コメディが好きだから、台本を本当に奇抜で馬鹿げたものに作り変えるのが好きなんだ。そして、本番で言うセリフでシーンパートナーを驚かせ、キャラクターを崩させようとするのが好き。
でも、ライブで行うバックステージのやり取りなどについては、リハーサルなどの小さな確認作業もしっかりやるよ。なぜなら、結局のところ、使える時間は限られていて、オーバーすることは許されないから。
待ち時間を超過した瞬間、他の誰かのリング上やバックステージでの貴重な時間を奪ってしまうことになる。それは絶対に避けたいことだ。毎週、可能な限り多くのレスラーがテレビに登場できるようにしたいと思っているからね。
(Inside The Ropes)
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