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【WWE】「セス・ロリンズには観客との繋がりが欠如している。パンクたちとは違う」ババ・レイ・ダッドリーが苦言

インタビュー

WWEのトップスターとして大活躍中のセス・ロリンズ。しかし、どんなレスラーでも批判から逃げることはできません。

2010年代以降のWWEにおいて、彼の活躍ぶりは常にファンから大きな注目を集めてきました。近年は奇抜なファッションが話題になり、ファンが入場曲をシンガロングしたり、新ユニットThe Visionが絶好調だったり…。彼がWWEの中心的存在であることは疑いの余地がありません。

しかし、WWE殿堂入りレスラーのババ・レイ・ダッドリー(ブリー・レイ)は、セスが「ローマン・レインズやコーディ・ローデス、CMパンクと比べると、観客から情熱的な反応を引き出すことに苦労している」と考えているようです。名物番組Busted Open Radioで、レイは次のように語りました。

俺はいつも、「プロレスにおいて、本当に重要なことは何だろう?」と原点に立ち返るんだが、それは昔ながらの基本中の基本……つまり、観客との感情的な繋がりだと思う。

 

人々はコーディを心から愛している。子供たちがコーディを愛し、だから親もコーディを愛する。ローマンには神のようなオーラがある。ローマンが出てくると、まるで王族の中にいるような気分になる。加えて、彼にはサモアの伝統と血統があり、我々はそれをレスリング界で大いにリスペクトしているが、WWEではさらに尊重されている。パンクは、完璧な反逆者であり、常に声なき者の代弁者であり、人々の味方だった男だ。

この3人全員が、独特の感情的な繋がりを持っている。感情、このビジネスなんてものは結局それだけなんだよ。ファン層を感情的に操作し、いかにして彼らに自分を愛させるか、憎ませるか。それだけだ。

 

セスにはまだそのレベルの感情がない。彼はもう長いことこの世界にいるのにな。他の3人に対してほど、セスに対して「プロレスラーそのものだ」とすぐには言えないんだ。それがセスとの感情的な繋がりの、ごくわずかなニュアンスの違いだ。毎週あの派手な衣装を見ると、まるで彼が必死になりすぎているように見える。

 

俺がスーツをどう思うかはさておき、コーディはビーチでもスーツを着る。ローマンはジムや食料品店に歩いて入っていくような格好だし、パンクはそこらにいる普通の男に見える。彼らはどこでもあの服を着ていられるだろう。セスはリングの真ん中に立つために、あの衣装を身につけている。彼は月曜の夜に「セス・ロリンズ」を演じ、火曜の朝にはそれを脱いでいるんだ。

奇抜なファッションが、むしろファンとの繋がりやリアルさを生み出す上で逆効果になっている…という指摘。どう思いますか?

(Fightful)

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