激しい戦いに身を投じ、ファンを魅了するプロレスラーという仕事。身体へのダメージは大きく、特に歯に影響が出ることは避けられません。
歯は不意の一撃に弱く、その衝撃はNetflixの番組「WWE: “壮大なるドラマ”の裏側」のワンシーンにも取り上げられました。レッスルマニア41でWWE女子王座を獲得したティファニー・ストラットンは、シャーロット・フレアーとの一戦で複数の歯を折ったように見えた場面があったものの、彼女自身が「欠けたのは本物の歯ではなく、歯を覆うベニアという覆いだ」と明かし、さらに「WWEの選手はみんな差し歯だよ」とジョークを飛ばしました。
Damn Tiffany Stratton just chipped her front teeth‼️ pic.twitter.com/Fr2YvWYIo7
— Okay And (@thetruthisfree_) April 20, 2025
ALMOST ALL OF TIFFANY STRATTON FRONT TEETH ARE BROKEN
WHAT A WARRIOR #WrestleMania pic.twitter.com/cj8RrRYhTO
— FADE (@FadeAwayMedia) April 20, 2025
ベニアとは、審美目的または修復目的で歯の表面を覆う歯科治療の一種で、付け爪のようなものだ…と説明されます。永久的なものではないものの、欠けやその他の構造的な問題を修復するだけでなく、着色にも強いため、ベニアを施した者は輝くような白い歯を維持することができます。また耐久性も最大30年あり、WWEスーパースターたちから愛用されているようです。
ベニアの愛用者にはローマン・レインズがおり、2020年に彼が復帰したあと、彼の歯並びが変化したことがファンの間で話題になっていました。また、セザーロ(現AEWクラウディオ・カスタニョーリ)は2017年のNo Mercyで顔面をリングポストに強打し、前歯に深刻なダメージを負ってベニア治療を余儀なくされたようです。
レスラーはルックスも大事。ダメージを受けがちな歯をきれいに補強できることは、ベニア治療を受けるモチベーションの一つになるのでしょう。歯は大事です。
(Wrestling Inc)
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