DDTからAEWへ、そして新日本プロレスでIWGP世界ヘビー級王者へ…。世界を股にかけて活躍するKONOSUKE TAKESHITAにとって、アメリカ行きはキャリアを変える大きな決断でした。
もともと日本国内における彼の評価は非常に高かったものの、AEWでの活躍によってその実力が世界的に知られるようになり、今やプロレス界のトップスターの1人になりました。この勢いは今後も続くでしょう。
彼のキャリアの転機となったAEW入りについて、AEWトニー・カーン社長は最新のインタビューで裏側を語り、DDTの先輩であるケニー・オメガの功績であることを強調しました。
KONOSUKEに関しては、ケニー・オメガのかげだったんだ。彼が最初に俺のところへ来て、「俺は竹下幸之介という男を本気で信じている。もしここでチャンスを与えれば、社長も絶対に彼を気に入るはずだ」と言ってきたんだ。
そして、ケニーはまったくもって正しかったよ。ケニー自身がプロレスの天才だからね。
彼が竹下という若者をここに連れてきた時には既に、彼は「何か」に気づいていたんだ。ケニーには本当に感謝しているよ。
竹下が最初にAEWへ来た時から、その片鱗は見えていたよ。彼は大型のアスリートだった。
時々、「TAKESHITAはバリー・ウインダムみたいだな」と思うよ。最初に彼を見た時、リング上を軽々と滑るように動き、それでいて全ての動きが非常にキレのある、長身の若者だと思った。
最初はそれが誰なのか、うまく言葉にできなかったんだ。だが、彼の試合をいくつか見て、「バリー・ウインダムだ」と思ったんだ。そして、彼が成長し、継続的に良くなっている様は、まさに若き日のバリー・ウインダムが頭角を現していく姿を彷彿とさせるよ。
TAKESHITAは素晴らしい指導を受けてきたと思うし、ここAEWで、我々は彼を本当に信頼している。そして彼は、そうしたチャンスに応えてきたんだ。
(Fightful)
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