プロレス界にはベビーフェイスとヒールの2種類のレスラーが存在し、それぞれが自分の魅力を強くアピールし、観客を楽しませています。
この2つの役割はプロレスという文化の根幹をなすもの。しかし、現代社会において、よりやりやすいのはヒールの方だ……と、WWEのトップスターであるセス・ロリンズは考えています。
最新のインタビューで、彼は2025年におけるヒールの力学について語り、その変化の要因として「ネット文化に万円するネガティブな風潮」を挙げました。
これだけは言っておくよ。2025年においては、ベビーフェイスでいるよりヒールでいる方がずっと簡単なんだ。なぜなら、誰もがあらゆるものを憎みたがっているからね。みんながやりたいのはそういうことさ。
ネット上で何かをどれだけ愛しているかを語りたい人なんていないんだよ。そんなことをしても、誰も気にしないからな。見つけられるものすべてに対して文句を言いたいだけの連中が、ネット上にはたくさんいるんだよ。
だから、みんなを煽ったり、ちょっかいを出したりするのはすごく簡単だ。人々に自分を嫌わせるなんて造作もないことだよ。まるで間違いなんて存在しないみたいにな。
悪役としてなら、何をしても間違いにはならない。あちこちで失敗してもいいんだ。プロモを失敗しても、リング上でミスをしても関係ない。それに対してブーイングが起きれば、それでもう大成功なんだよ、わかるだろ?
しかしセスは、現代の悪役が直面する独特な課題についても指摘しました。それは、観客の「知性」。能力の高いレスラーを見たファンは、彼らのキャラクターを憎むのではなく、そのパフォーマンス自体を評価し始めてしまい、「クールなヒール」が生まれる…という現象につながってしまうと説明しました。
昔と違うのは……今の観客は非常に賢くて、俺たちがキャラクターを演じていることを理解しているって点だ。だから、もし上手くやりすぎると、今度は好かれ始めてしまう。そうなると、ヒールとしての機能を失ってしまうんだよ。
こうなると、レスラーや団体が本来意図したものとは異なる形で、彼らのパフォーマンスが受容されることになってしまいます。それはそれで熱狂を生み出すものですが、やる側は大変でしょう。
(WrestlingNews.co)
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