プロレス界最大の団体であるWWE。世界中に「いつかWWEでスターになりたい、大金を稼ぎたい」と考えているレスラーたちがいます。
しかし、入団前から競争が激しく、仮に契約を手にしたとしても活躍の保証はないため、スターへの道は過酷です。単純にすごい技ができるだけ、プロモがうまいだけでは成功できない…。では、レスラーたちには何が必要なのでしょうか?
ステファニー・マクマホンは、自身のPodcast番組にベイリーをゲストとして招いた回で、WWEを目指す若者たちにアドバイスしました。この内容は、2025年末にベイリーが開催したプロレスキャンプに収録されたもの。「キャンプの参加者に伝えたいこと」としての発言です。
そうだな……私が言えるのは「観客に何かを感じさせること」が一番重要だってことだね。感情を引き出すんだ。リアクションで、表情で、目で、そしてセリング(技を受けた時のダメージ表現)でそれを表現するんだ。
それが最も純粋なプロレスの形でしょ? 私の夫(HHH)も何度も引用しているけど、公民権運動に参加した詩人のマヤ・アンジェロウはこう言ったんだ。「人はあなたが言ったことも、したことも忘れるでしょう。でも、あなたが抱かせた感情は決して忘れない」ってね。本当にその通りだよ。
みんなに言いたいのは、自分に対して人々に何かを感じさせる方法を見つける必要があるってことだ。それは簡単じゃないよ。色んな人がその方法について色んなアドバイスをするだろう。でも、言葉でも、顔でも、体でもいい、とにかく観客に何かを感じさせるんだ。セリングが一番重要なんだ。つまり、そういうことさ。
観客のつながりが大事…。アンダーテイカーなど、WWEで大活躍したレジェンドたちも口を揃えて「セルが大事だ、ストーリーテリングが大事だ」と若手たちに語りかけています。ある層の業界人たちにとって、「これから業界を担っていく存在に、これらの大事なことを忘れてほしくない」という気持ちは共通しているのでしょう。

(Wrestling Observer)
あわせて読みたい


