2020年2月、AEWはランス・アーチャーの入団を発表しました。2019年のG1 CLIMAX以降、株を上げていたアーチャーが今後の活動の場に選んだのは新日本プロレスではなく、大型レスラーが不足していた若い団体だったのです。
この件について、興味深い話があります。TalkSportのアレックス・マッカーシーによれば、アーチャーがAEWとの契約を決意したのは2020年1月4日の「レッスルキングダム14」でのジョン・モクスリー戦よりも前だったそうです。
Lance Archer told me today that he knew he was signing for AEW by the time he faced Jon Moxley at WK14
He had several offers from elsewhere but AEW were 'much more attentive' to having him apart of their company. Not any one person courted him, several did from talent to execs.
— Alex McCarthy (@AlexM_talkSPORT) April 28, 2020
本人から聞いた話のようなので、信憑性は高いでしょう。彼はいくつかの団体からオファーを受けていたそうですが、AEWが最も熱心だったとか。レスラーから上層部まで、様々な人物が交渉にあたったそうです。
モクスリーとの試合はIWGP USヘビー級王座のタイトルマッチでした。壮絶なデスマッチを制したのはモクスリー。今、2人はAEWで活動しています。いつかこの試合がストーリーに組み込まれることがあるかもしれません。