AEWのヒールユニット”The Inner Circle”は、リーダーのクリス・ジェリコを中心に、Dynamiteで毎週大暴れしています。ジェリコの他のメンバーは、ジェイク・ヘイガー、サミー・ゲバラ、サンタナ & オルティスです。
ジェリコは、自身のPodcast番組”Talk Is Jericho”の中で、ユニット結成秘話を語りました。そもそもどういった経緯でユニットが結成されたのか、ジェリコがメンバーとして欲しがっていたのは誰なのか?
結成の経緯
ジェリコによれば、AEWと契約した時点でユニットを結成するアイデアがあったそうです。特に、ジェリコがユニットのリーダーを務めることを求めていたのは、社長のトニー・カーンだったそうです。
いいアイデアだと思ったよ。これまでに一度も派閥を持ったことがなかったし。[…]誰に参加してもらうかを考え、様々なアイデアを出し合って、素晴らしいグループを考え出す必要があったんだ。
今回のTalk Is Jerichoのゲストの1人だったゲバラは、ニック・ジャクソンからジェリコのユニットのメンバーになることを打診されたそうです。ジェリコはNWAの70周年記念大会でゲバラの試合を見ていたとのこと。
トニーにメールしたんだよ。「サミー・ゲバラってやつ。あいつを参加させるべきだ」って。
メンバーに欲しかったレスラー
ゲバラの他にも、ジェリコはMJFにも興味を示していたそうです。
サミーと同じ。若くて新進気鋭でカリスマ性のあるやつが良いと思ったんだよ。
トニーとの話し合いの中で、2人の格闘家……2012年のロンドン・オリンピックのボクシング・ミドル級で銅メダルを獲得したアンソニー・オゴゴ(2019年10月にAEWとディベロップメント契約を結ぶ)、そして元WWEのMMAファイター、ジェイク・ヘイガーの名前も挙がったそうです。
「スワガーをどう思う?」と言ったら、こんな感じの返事が返ってきた。「昔からジャック・スワガーが大好きで、彼は素晴らしいといつも思っていた」と。
結局、Inner Circleに加入したのはヘイガーでした。オゴゴのAEWデビュー戦はまだです。
(参考: Wrestling Inc)