先週金曜日、WWEはテレビ収録に参加する全スタッフにマスクの着用を義務付けました。着用を拒否した場合、1度目は500ドル、2度目は1000ドルの罰金が課せられます。
先月、WWE内に複数の新型コロナウイルス感染者が発生しました。これを受け、WWEは感染症対策を新たにしています。2020年8月24日開催予定のPPV”SummerSlam”までのテレビ収録スケジュールは一新され、これまで同日に収録していたRAWとSmackDownは別日に収録されることになりました。
こうした変化は、現場で働くレスラーたちの不安を軽減している、とFightfulは報じています。これまでの報道では、レスラーたちはWWEの新型コロナウイルス対策に不安を感じているとされており、当分の間活動を停止すべきだと考えるレスラーが出てきているという話もありました。
日本でも各団体が6月以降活動を再開していますが、未だにコロナウイルスは脅威のまま。パンデミック以前と全く同じ活動ができている団体は存在しないでしょう。しかし、それでも活動を続けなければならないのがこの世界。業界最王手の団体が選手の不安軽減に成功したことは喜ばしいニュースです。
(Fightful, CultaholicI)
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