AEWの重鎮クリス・ジェリコが、WWEの全盛期とも称されるAttitude Eraが現在も高く評価される最大の理由として「メインイベント級スターの層の厚さ」を挙げました。当時のWWEには、集客を動かせるトップスターが10人以上いたと振り返っています。
ジェリコが挙げた「最大の違い」
The Sportsterのインタビューで、ジェリコは「1990年代後半から2000年代初頭のAttitude Eraは、なぜ今もファンの記憶に焼き付いているのか?」を質問されました。ジェリコは、Attitude EraとRuthless Aggression Eraの境目も含む自身のWWE加入当時を振り返り、集客力を持つメインイベンターの数に注目しています。
俺がWWEに入ったころ、本当に集客力のあるメインイベント級のスターが、12人くらいいたんだ。単にメインイベントに出ていた選手じゃない。トップクラスの集客力を持つ選手だ。ザ・ロック、スティーブ・オースチン、アンダーテイカー、マンカインド、HHH、カート・アングル、クリス・ジェリコ、クリス・ベノワ。今ぱっと思いついただけでこれだけいる。
それに、ケインを入れれば9人だ。ほとんど考え込まずに9人も名前を挙げられるくらいの選手層だよ?ほかにも3人か4人は挙げられると思う。あとはビッグ・ショーもいたね。これで10人だ。
今のプロレスにも素晴らしい選手はたくさんいる。でも、メインイベントのスター、集客の柱になる選手、今でもものすごい人気を持っている象徴的なキャラクターとなると、今はそこまでいない。
プラットフォームやストリーミングのおかげで、見ている人自体は今のほうがずっと多いのかもしれない。でも、当時のメインイベント級の名前を並べると、かなわないんだ。
あの時代が評論面でも高く評価され、あれほど良い記憶として残っているのは、そういうスターが全員同じ時期にいたというネームバリューの強さが理由なんだと思う。
クリス・ジェリコのAttitude Era論
Attitude Eraが今もなお「WWEの全盛期」と評価される背景には、オースチンやロックという一部の超大物だけではなく、アンダーテイカー、HHH、カート・アングルらも同時にトップ層を形成していたことが大きのだ……とジェリコは考えているようです。
その一方で、ジェリコは、現在のプロレスの選手層を低く評価しているわけではありません。「素晴らしい選手はたくさんいる」としたうえで、技量ではなく、後世にも語り継がれるようなスターが同時に何人いたかを当時との違いに挙げています。
SNS時代・配信時代に突入した現代社会において、Attitude Eraのようにビッグスターを何人もロースターに揃えるのは至難の業です。そこで張り合うよりも、ストーリーや試合内容などで勝負する方が現代向きかもしれません。
(情報源: The Sportster / Wrestling Observer)
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