マックス・キャスターが謝罪。TNAデビュー戦で過激ラップ披露し追放処分「話題になったことに満足してるが、結果は受け入れる」

TNAニュース

元AEWのマックス・キャスターが、TNAデビュー戦でサウジアラビアへの攻撃に言及したラップを披露したことをでTNAから追放されたことを受け声明を発表しました。観客を不快にする意図はなかったと主張しています。

現地10月11日開催のPPV・Bound for Gloryで、キャスターはムースのオープンチャレンジに応じる形でTNAデビューを果たしました。しかし、入場時に披露した恒例のラップで、次のような歌詞を披露したことが大きな話題に。

銃殺隊の出番だ。俺は爆弾を落とす。わざわざリヤドまで飛行機で行く必要もない。

中東では、イランの支援を受けるイエメンの武装組織フーシ派とサウジアラビアの武力衝突が激化しています。10月10日にはフーシ派によるミサイル攻撃で、リヤドのキング・ハーリド国際空港が被害を受け、サウジアラビア当局によれば12人が死亡、309人が負傷しました。こうした状況で爆弾攻撃をジョークに使ったことが、実際の被害者や遺族を軽視する不謹慎な発言だと批判されたのです。

TNAは12日に声明を発表し、暴力的な攻撃を軽く扱うことは間違っていると非難しました。こうした発言を放送してしまった団体側の責任も認めて謝罪し、キャスターのラップを公式SNSとBound for Gloryのリプレー映像から削除。さらに、今後キャスターをTNAの試合に起用しないと明言しました。

10月13日、キャスターはSNSに謝罪動画を投稿。TNA社長のカルロス・シルバや、自身の参戦を後押ししてくれた関係者に謝罪するとともに、今回の騒動に対する考えを明かしました。

TNAの件について、まずカルロス・シルバに感謝を伝えたい。直接話をしたんだ。あんなことが起きた後なのに、とても寛大で、プロとして対応してくれた。
彼がなぜああいう判断をしたのかは理解してる。彼の興行だし、TNAを守らなきゃいけない。彼にとって、俺はやりすぎたんだ。
だから彼と、TNAのオフィスにいるほかの全員に謝りたい。俺をあの試合に出すために口添えしてくれた人たちにも謝りたい。みんなの期待を裏切ってしまった気がする。
ムース、俺にあの舞台を分けてくれてありがとう。こんな結末にならなければよかったけど、あの試合には誇りを持ってるし、結局こんなことになってしまったのは残念だ。
それから、あのラップを不快に思った人たちには知っておいてほしい。俺がラップをするのは、誰かを不快にするためじゃない。楽しませるためだけにやってるんだ。俺の中では、まずエンターテインメントとしての価値が最優先なんだ。
それで不快に思うのも、その人の権利だ。だから、不快に思ったこと自体については謝れない。でも、人を嫌な気持ちにさせようとしたわけじゃないってことは分かってほしい。
反応があったなら、俺は自分の仕事を果たしたと思う。あのラップは今起きていることに関係した内容だったし、すごく話題になった。だから、その点には満足してる。でも、そこから生じたすべての結果は受け入れる。その事実も受け入れられるよ。
それから、俺が大丈夫かって聞いてくれた人たちへ。大丈夫だよ。ただ、こんなことになったのが恥ずかしいんだ。1試合しただけで終わって、クビになるなんて、誰だって望まないだろ。でも、それが現実だ。受け入れてるし、それが人生さ。
人生には、腹をくくって現実を受け入れ、前に進まなきゃいけないときもある。次に何があるのかは分からないけど、どうなるか見てみよう。連絡をくれたり、支えてくれたりしているみんな、ありがとう。

キャスターはAEW時代、アンソニー・ボーエンズとのタッグでAEW世界タッグ王座を獲得し、ビリー・ガンを加えた3人ではAEW世界トリオ王座も戴冠しました。AEWとの契約は2026年10月上旬に満了したとみられており、TNAで新たなキャリアを始めたばかりでした。

(情報源: Max Caster / TNA Wrestling / Fightful Select / Associated Press / Wrestling Observer)

タイトルとURLをコピーしました