アンドラデ・エル・イドロが、2023年末にAEWを退団してWWEへ復帰した理由を「当時の妻シャーロット・フレアーとの結婚生活を優先したためだった」と明かしました。AEWでのキャリアを諦めることには寂しさもあったと振り返り、その後復帰を受け入れたトニー・カーン社長への恩返しを誓っています。
アンドラデは2021年にAEWへ入団しましたが、在籍中は必ずしも順風満帆ではありませんでした。2022年にはサミー・ゲバラとの確執が表面化し、バックステージで衝突したと報じられています。一時は「AEWからの退団を望んでいる」との噂も流れ、本人がSNSに意味深な投稿を繰り返したことも話題になりました。
そして2023年にAEWから退団し、翌2024年1月にWWEへ復帰。WWE Speed王座を獲得し、カーメロ・ヘイズとの連戦やUS王座戦線などで活躍しました。しかし、世界王座戦線に進出することはなく、2024年10月にはシャーロットと離婚。2025年9月にウェルネスポリシー違反を経てWWEを退団し、AEWへ復帰しました。
レネ・パケットのインタビュー番組「Close-Up with Renee Paquette」に出演したアンドラデは、2023年末にAEWから離れる決断をした理由と、現在のAEWに対する思いを語りました。
ロッカールームの選手たちの力になりたいし、仲間たちとの距離も近く保ちたい。俺はAEWの力になるためにここにいる。みんなAEWにとって一番良いことを望んでいるし、俺にもこの団体をしっかり代表してほしいと思っている。2度目のチャンスをくれたトニーには、そうやって恩返ししたいんだ。
WWEとの契約問題を乗り越え、AEWへ正式復帰
2025年10月の復帰は、一筋縄ではいきませんでした。アンドラデはDynamiteでケニー・オメガを襲撃し、抗争を示唆しましたが、その後は番組に姿を見せなくなりました。
その原因はWWEとの競業回避義務をめぐる問題だったとされています。ウェルネスポリシー違反など問題を抱える中での退団だったため、WWEは「通常の90日間とは異なる1年間の競業回避義務が適用される」と主張。これにより、アンドラデのAEWでの活動が一時中断しました。アンドラデは、弁護士の協力を得て契約問題の解決に向けたWWEとの交渉にあたり、同年12月に問題がようやく解決。2026年1月にAEWへ正式復帰しました。
AEW復帰後のアンドラデはこれまで以上の活躍を披露しており、キャリアは充実しています。AEWからWWEへ移籍するレスラーたちの中には、AEWとの関係を断ち切る覚悟を持って移籍を決断するケースもありましたが、アンドラデの場合はAEWやトニー・カーン社長との関係を維持し続けたことで、WWE退団後の道が拓かれました。彼のようなケースは、今後もあるのでしょうか…?


(情報源: Close-Up with Renee Paquette / Fightful / PWInsider / Wrestling Observer / AEW / WWE)






