【AEW】PACの死を受けて中止されたDynamite7周年企画。トニー・カーン社長がPAC追悼の舞台裏を明かす

AEWインタビュー

AEWのトニー・カーン社長が、現地9月30日放送のDynamiteを放送7周年記念特番として放送する計画だったことを明かしました。しかし、9月27日にPACが急死したことを受け、追悼特番へ変更。WrestleDreamなどPPVの大会宣伝も取りやめ、故人の人生と功績をたたえることを最優先にしたそうです。

現地10月17日開催のPPV・WrestleDream終了後に行われた記者会見で、トニーは7周年企画を中止した経緯を振り返りました。PACの死去を受けて番組の方針を変更し、当初予定していた記念企画には放送中一切触れなかったといいます。

このことをまったく話さなかったのには、大切な理由があるんだ。本来、この話をするはずだったのはDynamiteの7周年記念特番だった。でも、それよりもPACの人生をたたえることの方がはるかに重要だったよ。Dynamiteが7周年を迎えたことを祝う予定だったけど、何よりも優先すべき節目だったわけじゃない。
それよりもずっと大切だったのは、ベン(PACの愛称)の人生と、彼が成し遂げた素晴らしい功績をたたえること。そのすべてを一夜に込めたかったんだ。

あの日、ピッツバーグでやりたかったのは、WrestleDreamやGrand Slamフランス大会の宣伝ではない。完璧な追悼となる、一夜限りの番組を作ることだったんだ。
ベンは毎晩、俺たちの心の中にいる。一夜限りの追悼特番としては、俺たちにできる最高のものだった。完璧だったと思う。参加した全員が、彼のために持てる力をすべて出してくれたと思っている。だから、本来ならあの番組で7周年についてたくさん話すはずだったんだ。

7周年記念特番ではAEWの歴史的記録を紹介する予定だった

レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、Dynamiteの当初の計画について、Dynamiteの放送期間に加え、ワーナー系放送局の歴史において、ゴールデンタイムで最も長く続いているプロレス番組になったことを紹介する予定だったことを報じています。

彼らは、番組がどれだけ長く放送されてきたかということや、ワーナーの歴史上、プライムタイムで最も長く続いているプロレス番組だということを取り上げる予定だった。
そしてトニーは、PACの追悼特番にすると決まった時点で、そうした話には放送中一切触れないと決めたと言っていた。あの番組ではPPVの宣伝をしないというのも、彼自身が下した判断だったんだ。その結果、本来なら大会を盛り上げるために使えたはずの時間を、かなり失うことになった。

Dynamiteの初回放送は2019年10月2日。PACも記念すべき第1回に出場しており、第3試合でハングマン・アダム・ペイジに勝利しました。

Dynamiteの7周年はAEWにとって大きな節目の一つですが、トニーは自らの番組の歴史的記録を紹介する機会も、大会の宣伝に使える時間も手放しました。PACの死を受けて通常のショーより追悼を優先したことは、AEWがPACの功績をどれほど大切に考えていたかを示しています。

(情報源: AEW / Wrestling Observer Radio / F4WONLINE)

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