2026年5月にルートヴィヒ・カイザーが暴行容疑で起訴された事件で、裁判所が訴追免除を求める申し立てを却下しました。カイザー側は正当防衛を主張していましたが、事件の審理は今後も続きます。
レスリング・オブザーバーによれば、10月19日に行われた審理で、裁判所はカイザー側の申し立てを却下しました。次回の公判前協議は12月17日に予定されており、双方が事件の解決に向けて協議するか、正式な裁判に進むかを判断する見通しです。
事件が起きたのは2026年4月。フロリダ州オーランドの自宅マンションで、カイザーは他の住民との間にトラブルを起こし、5月20日に暴行容疑で逮捕されました。被害を訴えた男性によれば、エレベーター内でカイザーと交際相手のアンドレア・バサルテが親密に接していたため、節度ある振る舞いを求めたところ、カイザーに襲われたといいます。
一方、カイザー側は異なる経緯を主張しています。むしろ被害者側が2人に暴言を浴びせ、メキシコ系アメリカ人のバサルテをアメリカの移民・関税執行局(ICE)に通報すると人種差別的な発言をした上、攻撃的な態度で近づいてきたというのです。カイザーは被害者を押したことは認めていますが、自分と交際相手を守るために必要な行動だったと主張。被害者から飲料のボトルを投げつけられても反撃せず、それ以上のトラブルを避けるために立ち去ったとしています。
検察側はCD1枚と写真4枚を証拠として提出しました。内容は防犯カメラの映像や被害者の写真とみられていますが、詳細は確認されていません。逮捕当時の警察報告書には、防犯カメラの映像で被害者が殴られ、押される様子を確認したほか、リープの頭部に傷があったと記されています。
逮捕直後には何故かアメリカ―ノ関連のイベントが中止に
この騒動はWWE・AAAにも一時的な影響を及ぼしました。逮捕直後の5月21日には、AAAが何故かエル・グランデ・アメリカーノ関連のイベントを中止すると発表。しかし、カイザー側が仕事のために州外や海外へ移動する許可を裁判所に求め、それが認められた後、イベントは翌22日に再設定されました。
その後もエル・グランデ・アメリカーノはWWEとAAAで活動を続け、5月のNoche de Los Grandesではオリジナル・エル・グランデ・アメリカーノ(チャド・ゲイブル)とのマスカラ・コントラ・マスカラ・マッチに勝利。さらに9月のTripleMania 34ではドミニク・ミステリオを破り、AAAメガ王座を獲得しました。
(情報源: WWE / Wrestling Observer / WrestleZone)







