【WWE】チャド・ゲイブルが初代エル・グランデ・アメリカーノの舞台裏を語る。負傷で変わった運命とは?

WWEインタビュー

チャド・ゲイブルが、肩の負傷で実現しなかったオリジナル・エル・グランデ・アメリカーノの当初の構想を明かしました。ルチャリブレを挑発するキャラクターとして活動を広げる予定でしたが、長期欠場中に背の高い別の選手が覆面を引き継ぐことに。復帰後は2人のアメリカーノが対決する展開へと発展しました。

アメリカーノは、2024年にルチャドールたちと抗争していたゲイブル自身が考案したキャラクターです。覆面をかぶってルチャリブレの文化を侮辱し、メキシコの選手たちの反感を買うことが狙いでした。そのアイデアをWWEのクリエイティブ部門やHHHが発展させ、2025年3月にRAWで本格デビューしました。

その後はレイ・ミステリオらと抗争し、レッスルマニア41でレイと対戦する予定でした。しかし、レイが直前に負傷したため、代役のレイ・フェニックスと対戦して勝利。ゲイブルはその後もエル・イホ・デル・ビキンゴらを相手に、ルチャリブレを挑発するキャラクターを続けていました。

クリス・ヴァン・ブリエットのインタビュー番組「Insight」に出演したゲイブルは、負傷前に考えていたアメリカーノの展開を振り返りました。

俺はルチャリブレの文化全体を攻撃し続けたんだ。それもアメリカーノとしてだけじゃなく、チャド・ゲイブルとしてね。例えば、ビキンゴとの試合を見れば、俺が彼にどれだけ侮辱的な言葉を浴びせていたか分かると思う。
あとはキャラクターを成長させながら、勢いを増していけばよかった。「俺こそ世界最高のルチャドールだ」なんていう、あの茶番を続けながらね。彼らにとっては、とんでもなく失礼な話だろ? 夢でも思いつかないほど素晴らしいルチャドールたちが揃っているのに、俺が一番だと言い張っているんだから。
あれが大好きだったんだ。どんな展開に進めることだってできたし、きっと面白くなったと思うよ。

負傷後に2代目アメリカーノが登場。覆面を巡る対決へ

ところが、ゲイブルは2025年6月に肩を負傷し、長期欠場を余儀なくされました。その間、別の選手がアメリカーノとして人気を集め、AAAなどで活躍します。

ゲイブルは療養中、別の選手が自分のキャラクターで活躍する姿を見て、複雑な思いを抱いていたそうです。しかし、代役がアメリカーノを存続させてくれたことへの感謝も口にしました。

ずっと展開を見ていたよ。毎週見ているうちに、早く復帰して自分のキャラクターを取り戻したいという競争心がどんどん強くなっていった。
同時に、新しいアメリカーノがあれだけ頑張ってくれたことには、本当に感謝しているんだ。もし俺が戻るまでキャラクターが忘れられていたら、どうなっていたか分からない。ほかの選手たちに埋もれてしまって、もう一度重要なポジションに戻ることもできなかったかもしれない。
だから、彼には最大限の賛辞を送りたい。ただキャラクターを存続させただけじゃない。さらに大きく育ててくれたんだから。

ゲイブルは2026年1月のRoyal Rumbleで、初代アメリカーノとして復帰。2代目との対立が始まり、5月30日のAAA Noche de Los Grandesでは覆面を懸けたマスク対マスク戦が実現しました。この試合は2代目アメリカーノが勝利し、敗れたゲイブルは覆面を脱いで正体を明かしました。

その後はチャド・ゲイブルとしての活動を再開し、8月のSummerSlamではペンタを破って自身初のインターコンチネンタル王座を獲得。一方、2代目アメリカーノも9月のTripleManiaでドミニク・ミステリオに勝利し、AAAメガ王座を獲得しています。

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(情報源: Insight with Chris Van Vliet / Wrestling Observer / WWE)

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