元WWEで、現在はインパクト・レスリングに所属しているリッチ・スワン。現地時間10月24日開催のPPV”Bound For Glory”でエリック・ヤングの持つインパクト世界王座に挑戦できるのは本当に幸運なことでした。
Podcast番組”Busted Open Radio”に出演したスワンは、2020年1月に行われた8人タッグマッチの試合中に負った怪我が非常に深刻なものだったことを明かしました。
体中の骨を骨折してきたよ。何だっけな?足首、脚、腓骨、腰か。試合が終わった後、仲間と一緒に車に乗って、ヒューストンに向かったんだ。その後で2つのショーに出ることになっていたから。
こう思ってた。「ああ、ひどいな。ただの捻挫だといいんだけど」って。足が横を向いて、ぶら下がっているのを見ながらね。数日待ってからようやくダラスの病院に行った。レントゲンを撮ってもらった後、医者が「手術になるのは間違いない」と言ったんだよ。でも、その日は何もしなかった。
(オーランドの自宅に戻ってから検査を続け…)医者に言われたのは、腓骨が折れていて、皮膚を突き破っているということ。[…]「他の職業について考える必要があるかもしれない。もう普通に歩くことはできなくなる可能性がある。この怪我は、あなたの残りの人生において文字通り足を引きずることになるかもしれない」と彼は言っていた。
この状態から試合に出場できるようになるまで回復するとは、本当に幸運だったのでしょう。レスラーとしての評価が高く、まだ若いスワンの復帰は喜ばしいことです。無理はしてほしくありませんが、可能な限り頑張ってほしいなと思います。
(参考: Wrestling Inc)
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