現地時間10月24日に行われたインパクト・レスリングのPPV”Bound For Glory”。カイリー・レイはディオナ・プラゾの持つインパクト・ノックアウト王座に挑戦する予定でしたが、欠場することに。彼女の代わりに試合に出場したスー・ヤンがプラゾを破り王座を獲得しました。
レイの欠場について、レスリング・オブザーバーは「怪我が原因」だとしていました。しかし、これは虚報だったとのこと。実際には何があったのか?
詳細は今もよくわかっていないそうです。ただ間違いないのは、レイは金曜日に開催地のナッシュビル入りし、試合があった土曜日に会場に姿を見せなかった、ということ。怪我をしていた可能性もありますが、インパクトさえも当時の状況を把握しておらず、レイからの連絡もなかったこと。
心配な状況ですが……レイと親しいレスラーたちが連絡を取ったところ、「生きている、元気である」ということを確認できたそうです。
レイは2019年にAEWと契約を結んだものの、Dynamiteの放送が始まる前に退団していました。その後、精神疾患を抱えていることを明かしています。
正直なところ、大変な時期がありました。お腹がとても減るので食べすぎてしまい、15パウンドも太ってしまったり、過度に練習してしまったり、大うつ病性障害の症状やパニック発作が出てしまったり…。
こうした経験から学んだ良いこともあります。病気について話し合うのは良いことなんだ、ということです。心を開いて他人に話をしたり、聞いたり、知識を共有したり、みんながどのような経験をしているのか、対処し克服するためのさまざまな方法を学ぶことができました。これは私の人生の中でも特に気に入っている部分の1つです。間違いなく私の心を開く助けになりました。
今回もメンタルに問題があったのかもしれません。
(Wrestling Observer)