WWEには多くの優秀な選手が所属していますが、実力があるからといってメインイベンターになれるとは限りません。セザーロはファンからの評価が非常に高いにもかかわらず、ミッドカードから抜け出すことができずにいました。
しかし、現在のSmackDownには彼をプッシュする気配が漂っています。”Elimination Chamber”では惜しくも勝利を逃しましたが、高いパフォーマンスを見せてくれました。
Sports Illstratedのインタビューに応じたセザーロは、今後への意気込みを次のように語っています。
希望を失うことはないよ。難しいことだけど、だからこそもっと頑張ろうと思えるんだ。望み通りの結果が出ないと、時間が経つにつれて「痛み」を感じる。良い結果はすぐには出ない。フラストレーションを感じることもあったし、これからも続けていけるのか疑問に思う時もあった。でも、俺たちは努力し続けて道を見つけるんだ。好きなものに忠実であること、これが俺のプロレスへの気持ちだね。
俺がタイトルに値する存在かどうかを決めるのはファンだ。プロレスラーは目標に向かって努力し続けるだけだよ。これは俺に限ったことではなくて、スイス、ドイツ、イタリア……様々な国でもそうだよね。プロレスは世界共通の言語だ。国際的なプロレスを代表する存在となり、世界中のファンのために力を尽くすことをとても誇りに思っているよ。
俺はプロレスの知名度が低いスイスという国からアメリカにやってきて、何でもできることを見せている。自分の夢を生き、リアルさ、情熱、プロレス愛をWWEに持ち込んでいるんだ。夢を追いかけている人たちに刺激を与えられたらいいなと思うよ。
俺は、愛するプロレス界を代表する存在になりたい。毎週のようにタイトルマッチを戦うチャンピオンになりたいんだ。
(SI)