日本での新型コロナウイルスをめぐる状況は光が見えません。ワクチンの摂取もなかなか進まず、新日本プロレスでは内部でクラスターが発生したほか、ビッグイベントの中止も決まっています。
日本で活動する外国人レスラーにとっても、こうした状況は決して良いものではありません。WWEやWCWで活躍したレジェンドレスラー、デイブ・フィンレーは、息子デビッドの日本での活動について、5月14日に配信されたPodcast番組「Stories with Briscoe and Bradshaw」の中で次のように語りました。
今、息子は日本にいるんだ。大流行が起きていて、ショーをキャンセルしなければならない状況にある国だろうと思う。新日本の内部でもクラスターが発生して、多くのレスラーがコロナに感染してしまったものだから、活動できない状況なんだ。
行政の管理下にあるホテルに入る予定だったんだけど、取引があってね。息子とジェイ・ホワイトは新日本の道場にいる。あと10日くらい隔離されることになってるんだよ。バカげてるだろ?まあ、世界中でコロナが大流行してしまって、少しの間時間が止まってしまったわけだけど、人類はこの危機を乗り越えられるさ。
新日本が今回の大流行をどう扱うのか、俺にもわからないし、誰にもわからない。ただ、息子は今後について少し混乱しているんだ。日本に留まるのか、アメリカに活動の拠点を移すのか……WWEと契約するとかさ。あいつが帰ってきたらじっくり話し合おうと思ってるよ。誰かからのアドバイスが必要な状況だからね。役に立てるかはわからないけど。
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