先日、米大手メディア・コングロマリットのワーナーメディアと、ディスカバリー・チャンネルなどで知られるディスカバリー社の経営統合が発表されました。ワーナーメディアの親会社であるAT & Tにとっては、NetflixやDisneyと比べて劣っている動画配信サービスの強化が狙いだったようです。
AEWを放送しているケーブルテレビ局TNTはワーナーメディアの傘下にあります。今回の合併がAEWに影響する可能性は少なくありません。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、AEWはこの件について「慎重ながらも非常にポジティブ」な出来事だと受け止めているとのこと。合併の目的からして、AT & Tが今後動画配信サービスの強化に力を注ぐことは間違いありません。AEWは、数年後には自社コンテンツが同サービスの強力な財産になることを期待しているようです。
WWE NetworkのコンテンツがNBC系動画配信サービス「Peacock」のコンテンツの一部になったように、Dynamiteも「コンテンツの1つ」になるかもしれません。とはいえ、経営統合が完了するのは2022年なので、「すぐに」ということにはならなさそうです。
(Wrestling Observer, Cultaholic)
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