WWEにとって、NXTの存在は欠かせません。例外をのぞくすべての契約選手がまずはNXTで活動し、テレビ番組のキャラクターとして必要なことを学びます。また、メインロースターとしては輝くことができなかった選手たちの中にも、NXTでは中心人物の1人として活躍していた選手もいます。
インディ界とのつながりが残っているブランドを作っているのは、プロレス界のレジェンドたちです。そのうちの1人であるとショーン・マイケルズは、現在メインで担当しているNXT UKのプロデュースなどについて、Podcast番組「Rasslin’ with Brandon F. Walker.」で次のように語っています。
最初はコーチとして参加したんだよね。ハンター(HHH)からは「とりあえずやってみて、どんな感じかを試すところからはじめよう」と言ってくれた。彼は友人たちのことをとてもよく理解しているから、俺が「NXTにディープに関わりたい」と思っていることも知っていた。あれから4年が経った今、俺はNXTのプロデューサー・ライターとして働いている。
今担当しているのはNXT UKのプロデュースだ。俺のことを信頼してくれたおかげでこの仕事を任せてくれていてね。プロデュースやディレクションなど、あらゆる面でできる限りのことをしているつもりだ。
(ウォルターや他の選手たちとの対戦を考えたことはあるか、という質問に対し)たくさんいるよ。みんなにも「自分にとってのドリームマッチ」ってものがあるだろ?ジョニー・ガルガノ、アダム・コール、ウォルター、フィン・ベイラーあたりとは、「ああ、あと少しだけ遅く生まれていれば、マジで楽しい試合ができただろうな」と思うことがあるね。一緒にプロレスができたら絶対楽しいな、と思う選手がNXTブランドにはたくさんいると思うよ。
(NXTの文化や現状について)素晴らしいと思っている。これからも成長し続けていくはずだよ。あなた(ホストのブランドン・ウォーカー)が名前を挙げた選手たち、コール、ベイラー、カリオン・クロス、ガルガノ、カイル・オライリーはブランドのかなり強固な基盤になってるよね。でも、キャメロン・グライムス、LAナイト、アイザイア・スコットも控えてる。これこそがNXTの素晴らしいところだよね。いろんな選手たちが台頭していく一方で、日の目を浴びる機会を狙っている若いグループも牙を研いているんだ。
NXTの頑張りがWWEを支えています。これからも良質な番組を作っていってほしいですね。
(参考: Wrestling Inc)