AEWで活躍しているコルト・カバナは、現在も新日本プロレスに参戦可能なステータスです。コロナ禍が収束すれば、また彼の姿を日本で見ることができるかもしれません。
カバナがAEWに初登場したのは2020年2月。彼は新日本プロレスが2020年3月に開催予定だったニュージャパン・カップにエントリーしていましたが、コロナ禍による大会は中止に。Cultaholicのインタビューに応じた彼は、本来はNJCに出場してからAEWデビューする予定だったと明かしました。
パンデミックが起きる1ヶ月くらい前にAEWと契約したんだけど、本来は新日本でのツアーを終えた4月にデビューする予定だったんだよ。「Revolution」の1週間くらい前にツアーが中止になっちゃって、矢野通とタッグを組むはずだったんだけど…AEWは「すぐにデビューできる方法を考えよう」と言ってきてくれた。ありがたかったね。NJCは権威あるツアーなんだけど、中止になってしまったからたくさんのギャラを得ることができなくなった。AEWが機転を利かせてくれたおかげで収入を絶たれることがなかったんだよ。
俺は新日本にも出続けたかったし、トニー・カーン(社長)も日程の都合が合えば新日本のショーに出ていいといってくれていた。だから、すべてのツアーに参戦することはできないけど、矢野とのタッグを続けるチャンスはあったんだよ。続けたいと心から思っていたし、本当に楽しみだったのにね。だから、「禁断の扉」には開いたままであってほしいよ。まあ、日本のコロナ対策が終わらないとどうしようもないんだけどさ。
コロナ禍がきっかけで提携したAEWと新日本ですが、この異常事態が収束した後の関係はどうなるのでしょうか?ジョン・モクスリーやカバナが新日本でやりたい放題やったり、クリス・ジェリコやケニー・オメガがストーリーを構築しに東京へやって来るようなことがあるのでしょうか。アメリカで鈴木みのるがランス・アーチャーと再会したり、ウィル・オスプレイとPACがバチバチの再戦をしたり、ベスト・フレンズの輪にオカダ・カズチカが加わったり……そんなことが起こったりするのでしょうか。
いずれにしても、カバナと矢野のタッグはまた見てみたいです。