2020年のプロレス界に大きな影響を与えたのは新型コロナウイルスのパンデミックだけではありませんでした。主にイギリスの男性プロレスラーたちの悪行をTwitterで告発するSpeakingOutムーブメントは、告発の対象となったレスラーたちのキャリアを一変させたのです。

マーティ・スカルがROHを退団。#SpeakingOut ムーブメントから復帰できず
今日、ROHはマーティ・スカルが退団したことを発表しました。pic.twitter.com/0PdT5TcgHR— ROH Wrestling (@ringofhonor) January 4, 20212019年までROHの人気レスラーとして活躍したスカルは、AEW移籍が噂される中で2020年1月にROHと再契約しました。ヘッドブッカー兼任選手という最高の...

性的暴行を告発されたジョーイ・ライアンがインパクト・レスリングから解雇される。マイケル・エルガンは停職処分に
複数の女性から性的暴行を告発されたインディシーンの大物レスラー、ジョーイ・ライアンが解雇されてしまいました。所属団体であるインパクト・レスリングからの発表によれば、ライアンの他にもデイブ・クリストも解雇。女性に対して偽名で性的な写真を送りつけたという告発があったマイケル・エルガンは停職処分になっています。イギリスを中心に、多くのレスラーが#SpeakingO...

【AEW】ブランディ・ローデスが語る #SpeakingOut ムーブメント。「みんなにとって学ぶところが多い」
2020年6月にTwitterで話題になったハッシュタグ"#SpeakingOut"。多くのプロレスラーの過去の問題行為が告発され、キャリアに影響が及ぶレスラーも現れました。海外プロレス界に大きな影響を与えたこのムーブメントについて、AEWのチーフ・ブランド・オフィサーを務めるブランディ・ローデスは次のように語っています。非常に深刻なムーブメントだと思います...
WWEで活動するマット・リドルも告発の対象になりました。かつて不倫関係にあった女性プロレスラー(キャンディ・カートライト)が「リドルから性的暴行を受けた」と告発し、最終的には彼やWWE、EVOLVE、ゲイブ・サポルスキー(EVOLVE共同設立者)を相手に数百万ドルの損害賠償を求める訴訟を起こすに至ったのです。WWEとEVOLVEが対象に含まれているのは、リドルに対して性的行為をすることを拒んだことがきっかけで両団体からのブッキングがキャンセルされたとカートライトが主張していたことによります。
リドルはカートライトとの不倫を認めたものの、性的暴行を否定したほか、「彼女からストーキング被害を受けている」と発言するなど、お互いの主張は平行線でした。
しかし、報道によれば、カートライトは現地時間7月12日に訴訟を取り下げたそうです。その原因や両者の和解があったのかは不明とのこと。彼女の弁護士は「当事者はこの事件を過去のものとし、未来に焦点を当てています」とコメントしています。
訴訟の取り下げが告発内容を完全に否定することにはなりませんが、リドルにとっては悩みの種を1つ解消する結果となりました。真実はどこにあったのでしょうか。
(Wrestling Observer)
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