先日、レスリング・オブザーバーは「今後、ビンス・マクマホンとブルース・プリチャードがNXTをプロデュースする」と報じました。
2人はブランドの大きな決定に関わり、マーケティングやプロモーションを担当するとされていました。NXTに大きな変化が起こることはWWE社長ニック・カーンも認めていたところなので、これがその「大きな変化なのか」と誰もが思いました。
しかし、WWE内部ではこの話は否定されているそうです。レスリング・オブザーバーは、最新情報として「WWEが選手 & スタッフとのミーティングを開き、ビンスとプリチャードがNXTをプロデュースするという話は間違っていることを共有した」と報じています。多忙な2人はNXTに関わる時間がないとのこと。
社長のニック・カーン、タレント・リレーション部門の責任者ジョニー・エース、エグゼクティブ・プロデューサーのケビン・ダンにビンスとプリチャードを加えたグループが団体内の決定に強い影響力を持っています。8月上旬にブロンソン・リードやボビー・フィッシュが解雇されたのはこのグループの判断でした。今後、この5人はNXTへの影響力をより強めていくことになるそうですが、他の仕事との兼ね合いもあり、直接的な関与までは至らない可能性が高いと指摘されています。
いずれにせよ、NXTに変化が起きていくことは決まっています。WWEはレイティングが伸び悩んでいる番組をどう立て直していくのでしょうか。
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