AEWには4人の現役レスラー兼副社長(Cody、ヤング・バックス、ケニー・オメガ)がいます。しかし、クリエイティブを仕切っているのは社長のトニー・カーン。ブッカーとしてすべてのコンテンツの最終責任を負っています。
彼の才能はいろんなレスラーが認めており、ジョン・モクスリーは
彼が言うのは、「自分の仕事をしてきてくれ」だけだ。それがリーダーの本来あるべき姿だろ。
と、暗に誰かと比較しながら称賛しています。WWEで「The Revival」として活躍し、現在は「FTR」のチーム名で活動するダックス・ハーウッドとキャッシュ・ウィーラーもトニーの才能を絶賛し、その理由を語っています。
ハーウッド: トニーは彼の才能にふさわしい評価を得られていないと思うんだ。使い古された言葉だけど、彼はクリエイティブの天才だよ。プロレスのことを愛していて、その言葉を恐れない。それこそがAEWの一番の魅力だね。予言するよ、数年後に2021年を振り返る時、誰もが「彼は本当にスマートな男だ」と言い出すって。彼は自分のやっていることをよく理解していて、ストーリーを語ったり、試合をまとめたりするコツなんかを知ってるんだ。本当にすごい男だと思うな。
ウィーラー: トニーは正当な評価を受けていないと思うけど、これからはちゃんと評価されていくよ。世の中には皮肉屋もいるようだけど、そういうのは小さな箱の中で叫んでいるようなものだ。エコーチェンバーだよ。
今は団体が勢いに乗っていますし、トニーのブッキングもうまく行っているので、現場からは良い意見ばかりが聞こえてきますね。この勢いが永遠に続くことはありえませんが、コロナ禍を乗り切ったという事実は非常に大きなことですし、このことは本人にとっても本当に大きな自信になっていると思います。これからもプロレス界のためにも頑張ってほしいですね。