WWEの女性スーパースター、ソーニャ・デヴィルが婚約を発表しました。
People誌によるインタビューの中で、彼女は2月15日にニュージャージー州のワインセラーケーブ(洞窟)でプロポーズしたことを明かしました。恋人のトニー・カッサーノは、11歳と7歳の娘を持つ母親でもあります。2015年にレズビアンであることを表明したデヴィルにとって、プロポーズは特別な瞬間になりました。
(指輪を渡して)プロポーズしたら、トニーが「私のハンドバッグにさ…」って言い出して、すごい箱を取り出したんだ。「私はこれを4ヶ月も持ち歩いてた。あなたにプロポーズされたら、すぐにこちらからも指輪を渡せるように」だってさ。今までで一番、記憶が曖昧な時間だったかもしれないな。覚えてるのは、2人ともすごく震えてたってこと。
彼女への想いは、何日でも言い続けられるくらい大きいよ。愛がこんなにも幸せで、安心を感じられるものだなんて思わなかった。親友であり、ソウルメイトであり、人生のパートナーである女性を見つけることができたなんて。彼女のためなら、世界を敵に回しても構わない。
(プロポーズの対象はトニーだけではなく、)彼女と、そして彼女の2人の娘たちに、私にとってあなたたちがどれほど大切な存在なのかを示すことができたのが、このプロポーズのすべてだよ。みんな、私の世界そのもの…。これからもずっと一緒。
(トニーとの出会いについて。2022年の4月、WWEのショーを観戦しに来たトニーとの初対面を振り返り)本当に安っぽい言葉だけど、彼女のことを見た瞬間に、運命の人だと思った。ショーの最前列のチケットを渡して、ショーが終わったらディナーに誘おうと思ったんだ。でも、彼女はショーの前に時間を確保できなくてね…。トニーのことを初めて見たのは、私がステージに入場して、客席を見渡した時だったんだよ。(ショー終了後、バーでピザを食べながら午前5時まで語り合い)即座に思った。この人は私の人生に欠かせない恋人になる、って。
WWEに所属するゲイの女性(gay female)として、恋人にプロポーズして婚約した今、この立場にいるのはとてもクールなことだと思う。何故なら、7〜8年前はまだセクシャリティをオープンにしていなかったし、人間関係も隠してた。同性愛者であることの心地よさや、自分が何者なのかを理解しようとしていた時期だったんだよね。
だから、私の人生、私の旅が進化したのはクレイジーなことだと思うし、私と一緒に旅をすることができたファンもいる。今思うのは…「まさか自分がこうなるとは思わなかった。でも、みんな見てよ。私は今ここにいるし、みんなにもできる。ありのままの自分でいい。愛する人を愛して良いんだ。自分を受け入れることはとても特別で、大切なことだよ」ってことかな。クールだよね。
(People)