2021年のAEWには多くの有名レスラーがやってきました。CMパンクとブライアン・ダニエルソン、クリスチャンはその筆頭格。その他にも、アダム・コール、アンドラーデ、マラカイ・ブラック(アリスター・ブラック、トミー・エンド)……プヲタたちに愛される実力者たちが活躍中です。
その一方、団体を引っ張る若手は、AEWが旗揚げした2019年当時から在籍しているメンバーが多いという特徴があります。ハングマン・ペイジ、ダービー・アリン、MJF、サミー・ゲバラ、ジャングル・ボーイ……大物たちが次々にやってきても、番組では彼らが重宝され、常に活躍の機会が与えられています。
アリンは、11月のPPV「Full Gear」で行われ、ファンから非常に高い評価を受けているMJF戦を自画自賛し、その上でAEW古参としての矜持を語りました。
変な言い方だし、変なことを言ってるのはわかるけど、あの試合は第一位にランク付けしないといけないんだ。マックス(・ジェイコブ・フリードマンことMJF)のことは褒めたくないんだよ。だから言い回しが奇妙になるんだけど……。AEWには新顔がたくさん来ているから、証明しなければならないことがたくさんあった。新顔たちや観客に対し、いわば「柱」となるレスラーがショーをスティールすることを証明しなければならなかったんだよ。俺たちはやってやった。混乱に満ちたこの時代で存在感を失わないのはいいことだよ。
あくまで「柱」は自分たちなんだ、という意志が伝わってきます。アリンやMJF、ゲバラ、ジャングル・ボーイもペイジのようにAEW世界王座を手にする日が来るでしょう。その日が来たら、アリンはMJFとのあの試合のことを思い出すかもしれません。素晴らしい試合でした。
(Fightful)
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