昨日、WWEとの契約を満了し、退団したことが報じられたセザーロ。
レスリング・オブザーバーは、彼の退団の経緯を報じています。
まず、両者は残留に向けた交渉をしていました。少なくともセザーロ側は退団を望んでおらず、WWE側のオファーが彼の希望に達していなかったようです。ここ最近、WWEはケビン・オーエンズ、サミ・ゼイン、AJスタイルズらとの再契約に成功しましたが、セザーロへのオファーは彼らレベルのものではなかったのでしょう。
また、セザーロとWWEが残留交渉を行っている間、AEWから彼への接触はなかったとのこと。
Fightfulは、セザーロがWWEでの活動において感じていた苦悩を報じています。起用法や活躍の機会について、彼は誰もが納得するレベルの失望を抱えていたとのこと。彼のファンと同じような事を考えていたのでしょう。
誰もが彼の才能を認めていますが、WWEではその才能に見合った活躍の機会が与えられたとは言えません。それは、彼の素質とWWEという団体の特徴がミスマッチだったとも言えるでしょう。今はWWE以外の団体でも大金を稼ぐことのできる時代ですし、彼の今後の活動も応援したいです。
(Wrestling Observer, Fightful, Cultaholic)
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