AEWのPPV「Revolution」にサプライズ参戦し、ジョン・モクスリーとブライアン・ダニエルソンの頬を思いっきり引っ叩いたウィリアム・リーガル卿。WWEで多くの選手たちから慕われ、モクスリーとブライアンのメンターでもあった大物がAEWにやってきました。
彼はリングの内外で大きな役割を担うことのできる人物です。WWE時代は、NXTのGMとして番組に出演していたほか、タレント・スカウト部門の責任者としても働いていました。AEWでも何らかの役割を担っていくことになるのではないかと思われます。
トニー・カーン社長は、Revolutionの記者会見でこの件について質問され、次のように答えています。
ウィリアム・リーガルがWWEから解雇され、接触可能になったのは大きな驚きだった。彼のマインドは本当にリスペクトしているし、彼はAEWにおいて非常に価値のある人物になっていくんじゃないかと思ってるよ。
もちろん、彼のキャリアを追っている人は、彼がブライアン・ダニエルソンと非常に長いつながりを持っていること、ダニエルソンのプロレスラーとしての成長に貢献したことを知っているだろう。ダニエルソンは現代だけではなく、プロレスの歴史を見ても最も偉大なレスラーの1人だ。リーガルはそこに貢献したんだよ。彼がWWEから解雇されたのを知った時は驚いたけど、AEWに来てほしいという気持ちもあった。
リーガルはダニエルソンに関する出来事について出演者として大きな役割を担うことができるだろうし、彼はジョン・モクスリーとのヒストリーも持っている。キャリアの晩年にモクスリーと何度か対戦していて、素晴らしいライバル関係を築いていたよね。2人の男にとって大きな存在で、2人ともリーガルのことをとてもリスペクトしてるんだ。
また、バックステージでも、リーガルは俺たち全員にいろんなことを教えてくれると思う。オンスクリーンでもオフスクリーンでも、彼の存在は大きいよ。
まずはこの2人との絡みが多くなるのでしょうが、かつてのNXTロースターとの再会や、新たな若手スターとの結託にも期待してしまいますね。
(Fightful)