2021年にブランドの再構築に着手したNXT。黒と金のブランド時代とは一味違う方針で番組作りを続けています。
2021年、NXTはAEW・Dynamiteとのテレビ戦争「ウェンズデー・ナイト・ウォーズ」に敗れました。放送曜日を変更し、9月からは若手選手により焦点をあてる方針に変更。かつては60〜70万人台で推移することが多かった視聴者数も40〜60万人台を記録することが多くなりました。2022年は一度も70万人台に到達していません。
番組内容はともかく、レイティングは奮わないNXT。この状況について、放送局のUSA Networkはどう考えているのでしょうか?
Podcast番組「Mat Men」のアンドリュー・ザリアンがUSA Networkの関係者に取材したところ、「ああ、我々は60万人台でいいんだ」という回答を得たとのこと。以前よりも数字は下がっているものの、放送局としては深刻な問題だとは捉えてないようです。
若手育成ブランドとしては十分ということなのでしょうが、ウェンズデー・ナイト・ウォーズが始まった2019年は100万人台、戦争終結後の2021年4月13日・20日放送回で80万人台を記録した番組だということを考えると、少しさみしい数字です。育成ブランドとはいえ、レイティングでも結果を残したいですね。
(SESCOOPS)
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