志田光と長期的な抗争を続けているセリーナ・ディーブ。
彼女は元々WWEパフォーマンスセンターでコーチをしていましたが、団体から解雇されたことをきっかけにAEWへ入団。レスラー兼コーチとして様々な場面で活躍しています。高い技術力を持つ彼女はAEWの女性戦線に欠かせない存在ですが、バックステージでも重要な役割を果たしています。
Podcast番組「Busted Open Radio」にゲスト出演した彼女は、バックステージでの役割について語りました。
誰かが私のところにやってきて、助けやアイデアを求めるのは、私への最大の賛辞だと思う。コーチとして、みんなの長所や短所を把握し、私が彼らをどのように助けることができるかを理解し、彼らのムーブセットを知っておくことに注意しなければならない。細かいことをすべて理解しておかないとね。そうじゃないと、個人的なレベルで誰かを助けることなんてできないから。私はAEWの女性部門に注意を払い、みんなが何をしているのかを把握しておかなければいけない立場なんだ。常にアンテナを張ってるよ。
(自らレスラーたちに指示を出しに行くのか、という質問に対し)必要だと感じればそうする。でも、誰かの助けが必要かどうかは、みんなが自分自身で判断しなければならないことでもあるよね。そうすることで、彼女たちの仕事ぶりや成長ぶり、上達の速さがわかる。
モニターの真ん前で試合を一つひとつチェックしている人たちがいる。ブライアン・ダニエルソン、CMパンク、MJF。そこが違うんだ。みんなの働きを見るのに、格や実績の違いなんて関係ない。みんながみんなを助けることで、素晴らしい職場になっていくんだよ。今AEWにいるレスラーは素晴らしい人ばかりで、経験も豊富。アーン・アンダーソン、ディーン・マレンコ、ジェリー・リン、マーク・ヘンリー、パンク、ブライアン、ウィリアム・リーガル……。試合をした後で彼らのような人たちに意見を聞けないなんて、損失だと言っていいくらいだと思う。私は試合後にノートパソコンを持ってディーンかアーンのところに行き、一緒に試合を見てるよ。環境を利用しないなんて、おかしくない?絶対にやるべきだと思う。
自身がコーチとして他のレスラーたちを助けるだけではなく、この恵まれた環境を有効活用することをみんなに勧めています。これだけのメンバーがバックステージにいるのであれば、確かに有効活用しないのはもったいないですね。
(Fightful)