AEW・DynamiteとWWE・NXTによるテレビ戦争「ウェンズデー・ナイト・ウォーズ」に勝利したのはDynamiteでした。
視聴率などのレイティングを巡る争いをしていた両番組は似ている部分が多く、裏番組同士として放送されることにファンは嬉しい悲鳴を上げていました。NXTで大活躍したのちAEWへ移籍したアダム・コールは、両番組のクリエイティブ・プロセスの違いを語りました。NXTではHHH、AEWではトニー・カーンの元で働いた彼の目には、どのような違いがあると映っているのでしょうか?
NXTはとても実践的なアプローチを取っていて、そこが一番大きな違いだった後思うな。あれは素晴らしかったよ。ショーン・マイケルズやHHHのように、どうしたいか、プロモをどのように聞かせたいか、何を言われた以下、というビジョンを正確に持っている人を見ると、とても勉強になった。時間が経つにつれて、俺はより自由を得るようになっていったと言えるね。プロモでも試合でも、彼らは俺のことを信用してくれるようになったから。
AEWの場合は、最初から俺のことを信用してくれている。プロモの台本を渡されたことは一度もないし、試合内容を直接支持されたこともないよ。クリエイティブ・プロセスにおいて、自分の好きなようにできる自由がある。幸運にも信頼を得た、というタイプのレスラーもいるけど、俺は最初から。AEWでは、WWEよよりもいろんなことを幅広くできるし、物事をどう進めたいか、というクリエイティブ・プロセスが与えられる。
また、彼はNXT時代にも、かつての仲間だったヤング・バックスと定期的に連絡を取り合っていたそうです。
NXTにいる間も、俺はヤング・バックスととても親しいままだった。連絡を取り合っていたしね。彼らはとても忙しかったと思うし、俺も大変だったけど、友情を失ったように感じたことはなかった。今は彼らと毎週会うことができるし、彼らの家族について話をすることもできる。家庭で何が起きているか、とかね。素晴らしいことだ。