2021年9月、AEWはニューヨークのアーサー・アッシュ・スタジアムでDynamiteとRampageの収録を開催しました。
全米オープンテニスの会場として知られる会場に約2万人を導入したショーは大成功。AEWの歴史に残る日となりました。今後も同会場でショーを開催する可能性は大きく、団体にとってニューヨークの本拠地となるかもしれません。
AEWにとって、重要な会場はもう1つあります。シカゴのユナイテッド・センター。2021年8月、CMパンクはこの会場でプロレス界にカムバックしたのです。そして今年は、現地6月26日に新日本プロレスとの合同興行「Forbidden Door」の会場に選びました。AEWがデカいことをやる時はユナイテッド・センターです。しかし、この会場のキャパは最大でも17,000名程度で、アーサー・アッシュ・スタジアムを下回ります。
今後もAEWが成長を続けていけば、さらに大きな会場でショーを開催できるでしょう。トニー・カーン社長は、ユナイテッド・センターと同じシカゴにあり、MLBシカゴ・カブスの本拠地として知られるリグレー・フィールドでのショーの開催に興味を持っているようです。
リグレー・フィールドで何かをするのは面白いかもね。あの会場で行われるイベントは雨天中止が多いけど。PPVにお金を払ってくれる何十万人もの人たちが雨天による中断で待たされるのも、それはそれで大変だ。俺がアーサー・アッシュ・スタジアムをチョイスしたのは、あそこには屋根があるからなんだ。デイリーズ・プレイス(フロリダ州ジャクソンビルにあるAEWの本拠地とも言える半屋外型の会場)では1年以上も屋根のある場所で野外放送を行った。リグレー・フィールドは俺にとって一番の夢の会場だね。屋根を付ける方法があればな…。
「サモア・ジョーはポンチョ姿よりもレスラーとしての姿のほうが似合うよ」とジョークを飛ばし、ショーの開催や進行が転向に左右されることへ難色を示したトニー。MLBの会場で屋根があるといえば、タンパベイ・レイズの本拠地で、WWEがThunderDome時代を過ごしたトロピカーナ・フィールドがありますが…。
(Fightful)