AEWには多くの有名レスラーが在籍しており、その中には日本とも縁の深いレスラーもたくさんいます。
アンドラーデもその一人。「ラ・ソンブラ」のリングネームでロス・インゴベルナブレスのメンバーとして新日本に参戦していた彼は、IWGPインターコンチネンタル王座の5代目チャンピオンです。先日はロスインゴの盟友ルーシュとの再会を果たし、今度は内藤哲也との再会が待たれます。
I just found this pic of RUSH and La Sombra Andrade doing Naito’s taunt with him and got a giant surge in dopamine pic.twitter.com/R72mVomPzO
— Matty (@MattyDTrash) June 10, 2022
彼の姿をまた日本のリングで見たい。そう思っているファンは少なくないでしょう。しかし、それは実現不可能な夢物語。アンドラーデが語ったところによれば、それはメキシコの複雑なプロレス界が原因のようです。
俺は新日本とは働けないんだ。CMLLとAAAに感謝を。
CMLLとAAAはメキシコで競い合う大手団体。基本的に、ルチャドールたちはこの2団体の間を行き来することができません。ルチャ・ブラザーズのような超人気ルチャドールは例外的に両団体への参戦が許されるものの、あくまでも例外です。
CMLLは新日本と、AAAはAEWとの間に強固な関係を築いています。もしかしたら、アンドラーデの新日本参戦を妨げているのは、このライバル関係…?なのかと思いきや、AAAの裏方として働いている元WCWのコナンによれば、影響しているのはCMLL側の意向とのこと。AAAに参戦しているアンドラーデが彼らの世界に入り込んでくるのは、いくら元CMLLの人気ルチャドールだったとはいえ避けたいことなのでしょう。
「俺は新日本とは働けない」というのが、はたしてAEWと新日本の合同興行「Forbidden Door」にも影響するのでしょうか?もしそうであれば、彼と内藤の再会は実現しないことになりますが…。