2019年に設立されたAEWは、初期メンバーたちと3年の複数年契約を結ぶケースがほとんどでした。
そのため、2022年は彼らが揃って契約切れを迎える一年となり、何人かのレスラーがインディシーンに戻ることに。元ジュラシック・エクスプレスのマルコ・スタントもその1人です。
彼の退団についてはいくつかの悲しい噂が流れていました。2021年下半期からテレビ番組へ出演する機会がなくなってしまった彼は、団体からコミュニケーションを取られる機会がほとんどなくなってしまった…という話もあり、この噂を通して「AEWが期待していないレスラーに対してどのように振る舞うのか」をファンは知ることになったのです。
【AEW】ジョーイ・ジャネラが退団の意思を固める。「再契約に興味はない」
2019年に旗揚げしたAEWの初期メンバー、ジョーイ・ジャネラ。インディシーンで精力的に活動し、支持を受けていた彼のAEWでのキャリアは想像以上に厳しいものになりました。 PPVと...
NBCによるインタビューの中で、スタントはAEWとの契約切れが迫っていた時期の苦しみを明かしました。
最後の方は団体とのコミュニケーションがまったくなかったから、今後がどうなるのかは俺も知らなかったんだよね。リリースされて初めて「契約は更新されないんだ」とわかったくらいで。メールしても返事は来ないし、トニー(・カーン社長)へのメッセージも音沙汰なしだった。
こんな状況ではありましたが、AEWからリリースされた後、彼はトニーに感謝のメールを送ったそうです。
「やあ、あなたが与えてくれたすべてのチャンスに感謝してるよ」って感じの内容だったかな。素晴らしい経験をさせてもらったから。夢の中で過ごさせてくれてありがとうと伝えたかったんだ。このメールには返事が来たよ。「いろいろとありがとう。もっとスポットライトを当てることができなくて申し訳ない」みたいな内容だったね。
塩対応というか…。忙しすぎてそこまで手が回らないのかもしれませんが、マネジメントのやり方は要検討な気がします。
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