WWEとAEWの最高責任者として忙しい日々を過ごしているビンス・マクマホンとトニー・カーン。実績は桁違いですが、2人はファンから比較されることも多く、様々な観点で「評価」されています。
WWEを業界最大手の団体に成長させ、ファミリー層にとっておなじみの存在にまで高めたビンス。そして、AEWという新興団体を率い、コアなファン好みのロースターを揃えて彼らに自由度の高い活動を保証することでファンを熱狂させるトニー。手法は異なるものの、2人の間に共通点を見出す関係者もいます。
WWEで長年に渡ってアナウンサーとして活躍し、現在はAEWに所属するジム・ロスは、2人の共通点について次のように語っています。
トニー・カーンはワンマンで仕事を進めているからね。すべてのプロジェクトを管理しているし、途方もなく忙しいんだ。イギリスではサッカーチーム(フラムFC)の、アメリカではAEWの他にNFL(ジャクソンビル・ジャガーズ)の共同オーナーも務めているしな。
つまり、彼は自分の人生を歩んでいるとは言い難いのではないかと思う。彼の人生は、彼自身が管理するプロダクトそのものだと言える。その点ではビンスと似ているよね。ビンスはプロレス・ビジネスに生きること以外の人生を歩んでこなかったから。
プロダクトに捧げる人生。忙しすぎて他のことをやる時間はないかもしれませんが、それが生きがいなのでしょう。
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