ビンス・マクマホンが引退し、HHHがクリエイティブの全責任を負うことになったWWE。団体のコンテンツ作りがどのように変化するのか、どういった方向性で動いていくことになるのか、注目が集まっています。

【WWE】HHHが今後のクリエイティブにおける全責任を負うことが発表される
時は来た! 今日、WWEはビンス・マクマホンの引退に関連した人事を発表しました。役員会による決議でステファニー・マクマホンとニック・カーン社長が共同CEOに任命されたことに加え、HHHが今後のクリエイティブに関する全責任を負う...
RAWやSmackDownが、かつて彼が率いていた時代のNXTのような番組になっていくわけではありません。ファン層が違うため、HHHの色を出しつつもビンスが築き上げたブランドを引き継いでいくことになるのではないかと思われます。
しかし、HHHがクリエイティブのリーダーになることは、多くの選手たちにとって大きな出来事です。PW Torchのウェド・ケラーによれば、何人かのAEWレスラーがビンスの引退をポジティブなニュースだと捉え、WWE移籍を選択肢の1つとして考えるようになったそうです。ビンス引退の影響はこういった形でAEWにも及んでいます。
彼らはトニー・カーンAEW社長によるブッキングに不満を持っていたり、2022年に契約が満了するレスラーたちとのこと。その全員がWWEに移籍するわけではないでしょうが、4月にWWEへ復帰したコーディ・ローデスに続くレスラーが現れる可能性はゼロではないようです。
Triple H leaves his boots in the ring: WrestleMania 38 (WWE Network Exclusive)
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